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僕、夢がないんです。でも、、、

「これからの夢ってなんですか?」


個展が始まり、


路上詩人になったキッカケや大切にしていること
これからの夢を聞かれることが多くあります。

そして今日、とある会報誌の取材のときにも
それを聞かれたので、改めて文章化してみることに。


ぶっちゃけ今の僕には夢がありません。

でも、

「どう在りたいかはあります。」

路上詩人の活動を始めた頃には、

・本を出版したい。
・海外で活動してみたい。
・日本全国を周りたい。
・プロスポーツの舞台でパフォーマンスしたい。

などなど、夢がありました。

そしてありがたいことに
たくさんの夢を出逢ってくださったみなさんと共に
叶えることができました。

「繋-迷っても悩んでも道はつながる- 」 初版1000冊完売。


Japan Expoパリでパフォーマンスした作品「夢」


いつも応援してくださってるみなさんありがとうございます♪


そして改めて夢のことを考えたとき、


これを叶えたい!!

っていうよりも、


どんな書家でありたいか!?
どんな人でありたいか!?

の方が圧倒的に強いことに気がつきました。


僕には2つの軸があります。

ひとつは、

「書を通して目の前の人に笑顔や力を届けていくこと。」

松江駅での路上風景。


そしてもうひとつは、

「書を通して島根を盛り上げていくこと、PRしていくこと」


国宝松江城での書道パフォーマンス


「なにか夢がありますか?」

「今後の展望などありますか?」

って聞かれると、

うーーーーん。と考えこんでしまいます。

昔のように、本を出版したり、海外で活動したり、

というような具体的なものではなく、


「自分自身が島根を盛り上げていける存在で在りたい」


そう思うことが多くなったからです。


例えば、

僕が書で有名になったら、
それを目的に来てくれる人もいるかもしれません。

県外で活動をする中で、
島根の僕と触れ合い、書で感動してくれることで

島根に興味を持ってくれたり
行ってみたいと思ってくれる人がいるかもしれません。


それはとても嬉しいことです。

そんな書家であれるように、
そんな人間であれるように、

書を通して島根を盛り上げていける書家でありたいし、

なりたいなぁ。っていうのが

今の僕の答えです。


そこにたどり着いたとき、
夢がないことに少し悩む自分がいたけど

とてもすっきりしました。


もしかすると、その『在り方』こそ
僕にとっては夢なんだと思います。


活動をする上で大事にしていること。

「どう在りたいか!?」

ということ。


在り方が決まっていると
そこに沿って物事を考える。

シンプルに考えることができます。


やり方よりも、在り方。


どう在りたいか!?

これからもきっと問い続けていくこと
ひとつの軸です。


もしあなたも迷うことがあったら

「どう在りたいか?」

それを問いかけてみるといいかもしれませんね。


少しでもキッカケとなり、僕の活動の想いが伝わると幸いです。


ありがとうございます。

島根を愛する路上詩人こーた






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