エントリーシート(ES)の志望動機の書き方について(まとめ)
こんにちは、ろいすうです。
今回は、エントリーシート(ES)の志望動機の書き方について説明をしていきたいと思います。
ただ、この志望動機に取り組む前に、お願いがあります。
先に、以下の2点を終わらせておいてください!!
1.自己PR 2.ガクチカ
この2点を、必ず先に実施しましょう!
自己PRとガクチカは自信の経験をベースに業界・企業にとらわれず書くことができます。
つまり、自分自身のあるがままを表現できます。
それに対し、志望動機はその業界・企業に沿った内容で書く必要があります。
先に志望動機を書いてしまうと、自分自身の意志ではなく、企業の考えに自分自身の考えを合わせてしまう、つまり「他人軸で書いてしまう」というリスクが高いです。
これが、納得内定との乖離を生む原因になります。
自分のありたい姿をベースに、その手段としてこの企業が一番マッチングしているな、という流れで就職先を見極めてください。
それでは、上記前提を基に早速志望動機について作成方法を説明していきます。
*
1.志望動機の作成にあたり、まずはなぜその業界に興味持ったかを書く。
まず、大前提として、受ける企業の業界を把握して申し込んでいるかというところから書いていく必要があります。
なぜ、商社がいいのか、メーカーがいいのか、金融がいいのか、証券がいいのか、ITがいいのか。
それらをまずは、整理し記載ください。
2.志望動機に自分のやりたいこと(軸)と照らし合わせる。
次に、自分軸を考えてください。
将来、海外で働きたい。
社会を支える仕事につきたい。
お客さんと寄り添える仕事がしたい。
など、自分がしたい(WANT)ことを書いていきましょう。
ここで、注意点があります。
ワークライフバランスがいい仕事につきたい。
高給な仕事につきたい。
といった、完全に対自分に対する欲求については、志望動機には記載しないようにしましょう。
採用側(相手)が共感できる内容について、したいことを記載しないとマッチングが図れません。
しかしながら、自分の欲求については忠実にしてください。
これは、最終的に入社してからのモチベーションに大きくかかわるからです。
そのため、採用が決まって、本当にその会社でいいかを判断するときに、
・ワークライフバランスが整っているのか
・福利厚生が整っているのか
・残業が少ないか
・平均年収が多いのか
を確認し、自分が納得できる会社かどうか判断ください。
3.その企業を応募した理由(競合他社との違い)を書く。
次に、その企業を応募した理由を記載しましょう。
よく質問をいただく、「なぜウチでないといけないのか?」に対する回答を記載しましょう。
ただし、ESの時点でそこまでして無理に書く必要はないと思います。
「説明会を聞いて、自分のやりたいことと合致してそうだから」
「インターンシップを受けて、貴社で働きたいと思ったから」
といった内容でいいと思います。
ちょっと待ってください。説明会や、インターンシップを受けていない人はどうすればいいのでしょうか。と、聞かれます。
その場合は、企業の採用HPなど調べてみましょう。
そこで、事業内容や企業理念など様々なことが記載しています。
その中で、自分の軸と合致した内容(例えば、海外に積極展開していると記載していれば、海外に働きたいという軸と合致している)を記載すればいいです。
面接では、さらに競合他社と比べてなぜウチに入りたいのか、というあたりまで突っ込まれるので、入念に準備したほうがいいです。
4.まとめ(実際に書いてみましょう)
では、ポイントを踏まえたうえで、実際に書いてみましょう。
文章を作成する上で、大事なのは構成です。基本的には以下の流れで作ってください。
*
結論:
私は、貴社の~という部分に興味を持ちました。
貴社の説明会を通じて~というところに魅力を感じました。
理由:
私は、~という経験から将来~ということをしたいと考えているからです。
その中で、貴社は~をしているということを説明会で知り、魅力を感じました。
結論:
私の~という経験を活かして貴社に貢献したく志望します。
*
以上、記載の表現はいろいろとありますが、上記の流れを忘れないでください。
この書き方はPREP法といいます。
P(Point)R(Reason)E(Example)P(Point) の頭文字をとった言葉で、
この言葉通り、結論を書き、そこから理由を書いて、また結論で締めくくることがとても大切です。
このように書いていけば、志望動機が書けると思います。
最後に、改めて申し上げます。
自己PRとガクチカは先に書き終えてください。
そうしないと、今の流れで書くときに、企業側に沿って自分軸を合わせていくことになります。
他人軸を自分軸にしないでください!
私が、この就活支援で皆さんに一番言いたいことです。
入社してから、「自分が考えていたのと違った・・・」といって辞める人がいます。
これは、企業にとってもその人にとってもLose Loseです。
なぜなら、企業もその人を採用するために相当なお金と時間をかけています。
辞めた学生も一番貴重な時間を失っています。
別に私は転職反対派ではありません。
ただ、後ろ向きの転職は反対です。
前向きな転職は賛成です。前向きな転職においては、転職を止めれなかった企業側の問題であると考えております。
私は、入社してからLose Loseの関係でやめる人を1人でも多く減らしたいという思いでこれからも就活生の皆さんをサポートしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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