ジェンダーについて考える。
そもそも”ジェンダー”て何をさす言葉なのかな?と思って調べてみた。セクシャリティについて勉強し始めたらよく出会う言葉ではあったが、ちゃんとした意味を知らないでいた。
「男性だからこうあるべき/女性だからこうあるべき」のような「社会的または文化的男女の性区別」のこと。諸説あるとは思うが、わたしが調べたところこんな感じ。
わたしは小さい頃からこれが本当にイヤで、未だにモヤモヤし続けている。
小学校で買ってもらった絵の具セット、そろばん、ピアニカなどはいつも何故か見えない線引きがあるように女の子はピンク、男の子は青色だった。
好きな色に性別は関係なくねぇ?と子供ながらに思っていたし、たびたび口にしていたがあんまり周りの大人には思いが伝わらなかった。
大人になってからも「むむむ」と思う機会はかなりある。
女性だから家事できないといけない?そんな馬鹿な、洗濯して掃除してご飯作って、これに性別が本当に関係あると思っているのか?
たしかに身体的特徴が違うがゆえにそれぞれ得意不得意はあると思う。しかし大体のことがその観点で話していないし、そこにあるのも性差ではなく個人差だと思っている。
つまり、重たいものを運ぶ仕事に向いているのは華奢で細い人より筋肉と体力のある人かもしれないが、=男性というわけではない、女性にだってそういう人はたくさんいる。
とはいえ、わたしも古い固定概念の世界で育ってきたのでまだまだ失言してしまうことはある。そのたびに「いや、待てよ。いま決めつけて考えててないか?」と自問自答する。
今はかなりいい時代になってきていると思う。だいぶメイクやファッションなどに性別の垣根がなくなってきたし、情報社会のおかげでわたしは自分にしっくりくる「自分」を知ることが出来た。
法律などはまだまだこれからな課題がたくさんあるんだろうけど、それでもいい方向へ向かっているとわたしは思う。
ジェンダーについて考えることを、やめたくない。ずっともっと考えていきたいことである。「普通」と言われる価値観をもう少し砕くことが出来たら、わたしのように生きやすくなる人はたくさんいると思う。
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