急遽入院になったときの話【持ち物編】
こんにちは、浅縹ろゐかです。
私は潰瘍性大腸炎を患っており、昨年は短期間ですが入院をしていました。こういったご時勢になってから入院するのは初めてでした。病棟でなるべく快適に過ごせるよう、未来の自分のためにも残しておこうと思ったことがきっかけで、書くことにしました。
前提条件
私が入院した際の環境について簡単に触れておきます。
病院
大きな総合病院。病棟にWi-Fi環境あり。科
消化器内科部屋・ベッド位置
4人部屋の窓際入院時期・期間
2021年5月くらい、約2週間同居人の有無
一人暮らしのしがない成人女性。家族は他県在住。
ご時勢的に面会禁止だったため一人で対応。
先生「今日から入院してください」
かかりつけ医からの紹介で、総合病院へ紹介状と大腸内視鏡の写真を持参して受診しました。自覚症状は、下半身を中心とした関節痛、足首から先の異常な腫れ(靴下も靴も履けない状態)、微熱が1ヶ月以上続くといったものです。腹痛や血便という潰瘍性大腸炎の基本的な症状の自覚はありませんでした。総合病院を午前中に受診し、医師の強い勧めでその日の午後に入院することに。
さて、ここで困ったことになりました。
一人暮らしの私は、着の身着のまま入院する訳にはいきませんでした。そのため一時帰宅の許可を得て、自宅へ急いで向かいます。リミットは1時間半、ドタバタでございます。
一時帰宅ミッション
仕事の連絡
PCでしかできないことだけやる。入院の連絡は病院に行ってからした。冷蔵庫の中身の整理
入院期間の目安が分からなかったので冷凍できない生鮮食品は処分。生ゴミの処理
生ゴミや排水口ネットなど、次に帰宅した際に危なそうなものは処分。薬の準備
処方されていた薬は袋ごと全部持って行く。おくすり手帳も忘れずに。持ち物のパッキング
大きめのリュック+折り畳み可能なボストンバッグがオススメ。スーツケースは入院時に嵩張ってしまう。
入院の持ち物
ここからが本番です。太字になっているものは、私の必須アイテムです。
貴重品
身分証明書(免許証、マイナンバーカードなど顔写真付きのもの)
保険証(難病指定のものも)
印鑑
現金(千円札と五千円札に崩す、小銭は病棟の自販機で飲み物が買えて便利)
電子マネー(院内ショップのコンビニで使用)
クレジットカード(入院費の支払い用)
文房具
3色ボールペン、メモ帳
クリアファイル(仕切りがあるものが便利)
服薬
おくすり手帳
服薬している薬
服薬しているサプリメント(ある場合)
日用品
マスク、マスクケース
ティッシュ(ソフトパックが嵩張らなくて便利)
ウェットティッシュ
鏡(台に置ける折り畳み式のものが便利)
スキンケア用品(導入液、セラム、化粧水、クリーム、個包装パック)
ヘアケア用品(ヘアブラシ、ヘアオイル、ヘアミルク)
ヘアゴム(2本くらい)
チューブタイプのハンドクリーム(ボディクリーム代用でも良い)
ボディクリーム
リップクリーム
日焼け止めクリーム(石鹸で落とせるもの)
ボディーシート(お風呂に入れない想定で)
お風呂用具(洗顔ソープ、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ボディタオル、剃刀)
洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、フタ付コップ、フロス)
爪切り、毛抜き、眉用ハサミ
下着類(5日分、洗濯ネットに入れていくと洗濯のとき便利)
ナプキン、パンティライナー(院内でも買えるので余裕があれば)
娯楽用品
有線イヤホン(無線だと充電の手間がかかるので)
iPad(主にNetflix視聴用)
iPhone充電器(充電コード2本刺せるものが便利)
文庫小説(好きなジャンル、読んで気分が上がるものが良い)
その他
扇子
折り畳み傘(帰りが雨だと困るので)
ビニール袋(大小何枚かあると良い)
S字フック(大小2個あると安心)
延長コード
エコバッグ(何故か荷物が増えたときのため、院内ショップ買い物用)
入院時の服装
帽子
薄手のカーディガン
Tシャツ
ロングスカート
クロックス(靴が履けなかったので)
眼鏡
リュックサック+折り畳み可能なボストンバッグ
一般的に入院患者の履物にクロックスは推奨されていないと思いますので、ご了承ください。転倒リスク軽減のため、踵と足の甲もすっぽり覆うことができるものが院内のショップで販売されていたのでそれを利用しても良さそうです。
当時は足がひどく腫れており靴が履けず、痛みによる歩行困難があったため、クロックスを履いて行きました。クロックスの上側に足の甲が当たるくらい腫れていたので、体内でそれ相応の炎症が起こっていたのでしょう。
レンタルしたもの
院内着
タオル
入院してから買ったもの
粉末洗剤のパック(1回分ごとに小分けになっている)
飲み物(麦茶の2リットルペットボトルをよく買った)
あっても良かったと思ったもの
ドライシャンプー(お風呂に入れない間、頭がサッパリしないので)
周囲に広がらない香りのアイテム(大部屋でポータブルトイレを使用する方もいる、窓は自由に開けられないのでリフレッシュ用に)
持って行かなくて良かったもの
延長コード(すぐ届くところにコンセントがあった+充電コードが長かったので)
持ち物の準備が早くできた理由
病院に近い場所に住んでいたのでなんとかなりましたが、1時間半で戻るのは難しいだろうな思います。早く準備を終えて戻ることができたのは、自分の生活スタイルが影響していたのではないかと振り返ります。
銭湯通いが好きだったので、お風呂用具がまとまっていた
スキンケアとヘアケア用品をまとめて置いており、選別の手間がなかった
旅行用のポーチに洗面用具をしまっていた
パッキングに慣れていた(帰省する際に必要なものが頭の中にあるので考えずに済んだ)
足りないものは買えば良いという精神(マネーはパワーなので)
持ち物で気を付けたこと
今回は大部屋を利用したため、他の方の刺激になりにくいものも意識していました。個室で入院する場合は然程気にしなくても良いかもしれないですね。神経質になり過ぎるのも良くないので、参考程度に留めていただければと思います。
静かに過ごせるもの
香りの強くないもの
いつも使っているもの
終わりに
入院中でもなるべく快適に過ごすことを目標として、持ち物を準備しました。結果、元々痛みの自覚症状が少なかったので、のんびり過ごして退院まで漕ぎ着けました。
病院によってはWi-Fi環境がない場合もあるので、その場合は自前で用意が必要ですね。急に入院となったとき、ポケットWi-Fiをレンタルする時間はないかもしれない。
次に入院するとき(なるべくならしない方が良いが)の自分が、この記事のことを思い出しより快適な入院生活を送れたら良いなと思います。また、初めて入院される方、身の回りに入院される方がいらっしゃる場合の参考になれたら幸いです。
健康第一! がんばりましょう。
創作などの糧にできればと思います。