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「リーダー」ってなんだろう。

こんにちは。ロイです。

ひで様が『ことばの定義を考える』という素敵な企画を開催してらっしゃったので、私もいろいろなことばの定義を考えてみようと思います。


今回取り上げるのは「リーダー」ということば。

私事ですが、ついこの前まで就活生だった私は、エントリーシートや面接のために「自分の長所」を言語化する必要がありました。
なかなか思いつけなかったのでインターネットで例文検索してみると、「協調性がある」とか、「コミュニケーション力がある」とか、いろいろな例が出てきました。
その中でも特によく目にしたのが「リーダーシップがある」という文言。
確かに、見栄えの良さはピカイチです。

ただ当時の私は、この「リーダーシップ」ということばの意味をうまくとらえることができませんでした。
インターネットの例文を見ても、「周りをまとめた」とか「チームのメンバーを引っ張った」というものばかり。
確かにリーダーシップってそういう能力のことを表すことばだと思うんですが、なんとなくしっくりこない。
ことばの解像度が低いというか…。

ちなみに広辞苑をひくと、リーダーシップとは

『指導者としての能力・力量・統率力』

のことを指すんだそう。

これを見ても、「つまりどういう力?」という疑問は解消されませんでした。


▷ゼミで感じた「頼れるリーダー」の素質

私が所属するゼミは、ひと学年あたり約30人の規模。
同期のゼミ長はとても優秀で、成績が良く、教授や学生からの信頼も厚い、いつもゼミをひっぱってくれている。
世間一般でいうところの「リーダーシップがある人」だと思います。

もちろん私も常々そう思っていますが、なぜそう思うのか、ゼミ長のどういうところを見てそう感じたのかを言語化できずにいました。

…が、先日ようやくそれを突き止めることができました。

ずばり、「決断力がある」から。

同学年の約30人、時には2学年の約60人をまとめなければならないゼミ長。
人数が人数なだけに、何をするにも必ず意見の対立が生じます。
A vs B というシンプルな対立だとまだいいですが、A vs B vs C vs D vs E みたいになることもしばしば。

私は優柔不断な人間なので、どんなことにも答えを出すのにそれなりの時間を要します。
「こっちの案を採用したら、採用されなかったほうの案を提案したメンバーが悲しむかな」なんてことも考えてしまい、優柔不断に拍車をかけることに…😅

でも我がゼミ長は違います。
目指すべきゴールはどこで、今優先すべき事項は何か。何を活かして何を犠牲にすべきか、などを常に考えながら、出た意見のうち、どの意見をどのような理由で採用するのかを明確にし、素早く決断します。

こんなゼミ長の姿を見て、ぼんやりと「やっぱり頼れるなぁ」と感じると同時に、「これが私の理想とするリーダー像だ!」と思いました。


▶今、この瞬間に決める

「理想のリーダーは?」と聞かれると、いろいろなリーダー像が浮かぶと思います。

「みんなを引っ張れる人」
「信頼できる人」
「周りの状況をよく見れる人」
「頼りになる人」

などなど。
これら全部を兼ね備えられるのが一番ですが、そんなスーパーマンはなかなかいませんし、なれません。
なので、とりあえず私は「私が思う理想のリーダー」である「決断できる人」を目指そうと思います。

決断できるから頼られる。
決断できるから信頼される。
決断できるから引っ張れる。

優柔不断な私には少し難しいですが、もうすぐ社会人になる身。
今まで以上に決めなければならないことも増えます。
後回しにせず、その場で決断する。

優秀な経営者は、決断も早いそうです。
ある重要なプロジェクトが動いているとして、常にそのことについて考えているから、良い話があればすぐに決断に踏み切れるそう。
私もいつかそんなふうになれたらいいなと思います。


▷まとめ

私の結論。

リーダー=決断できる人

とりあえずは優柔不断をなおしていこうと思います笑



最後まで読んでいただきありがとうございました。
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