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SiCプロセスエンジニアとして未知の領域への挑戦

ローム社員に、業務のやりがいや仕事への想いを聞いてみました。今回ご紹介するのは宮崎工場に駐在しているWP生産本部のYさんです。

《プロフィール》
・入社:2018年新卒入社(学生時代の専攻は電気電子工学系)
・拠点:ロームの社員としてラピスセミコンダクタ宮崎工場に駐在
・所属部門:WP生産本部 WP統括 WP-SiC技術部

担当業務を教えてください

SiCのディスクリート製品を担当しています。一言でいうと"未来を創る仕事"だと思っています。
半導体は産業の米と言われるほど色々なところに使われています。私の仕事は、そのような身近なスマートフォンや自動車などに組み込まれる製品づくりの最前線です。実際にモノを見て考えて、作っての連続です。

メインの仕事は製品の歩留りアップやコストダウンを目的としたプロセス改善です。また、生産能力拡大の為の新規装置選定や立ち上げ評価も実施しております。これまでは、SiCの裏面、めっきプロセスを担当してきまして、現在はSiCエピタキシャル成長工程をメインに業務を行っております。実際の業務は工場内で装置を扱う作業が3割、データ集計などのデスクワークが7割程度です。工場では装置の動作確認や、製品の測定や出来栄えチェックを行っています。また、装置の選定や材料選定を行う部署なので、国内外問わずベンダーとのコンタクトも多い為、打合せや出張等も対応しています。

仕事でやりがいを感じるときは?

まだ誰も経験していない、未知の領域での発見があった時や目指すべき目標が達成できた瞬間です!
特に、私の取り組んでいるSiCのエピタキシャル成長技術はSiCの中でも重要プロセスです。その為、目指すべき数量やスペックといったビジョンは明確です。
一方それを達成する為のプロセス自体は、未踏の地であることが多いのが現状です。そういった未知の領域へ踏み出し、試行錯誤の末発見した技術。それにより、事業全体が前進していく瞬間がやりがいです。

成長分野に携わっていることもあり、技術開発スピードや取り巻く市場変化が速いです。求められる技術や数量に対して、自身の知見や技術ノウハウといった部分が追い付かない状況に難しさを感じることもあり、日々勉強が必要だと感じています。

苦労もありますが、自身の携わった製品で会社の売り上げが伸びた時の喜びは非常に大きいですね。


ロームに入社を決めた理由は?

初めてインターン先で出会った先輩方の雰囲気です。活気のある職場で、皆さん生き生きと働いていたのが印象的でした。
また、国内で数少ないSiCでのワールドワイドなシェアを持つ企業というところも魅力でした!
当時も、これから世界で戦っていくんだ、という勢いを感じました。

勤務拠点の魅力や休日の過ごし方を教えてください

実は当初、京都での仕事を希望していましたが、住んでみると今は宮崎の方が気に入っているんです。
職場面では、コミュニケーションの取りやすい雰囲気と風通しの良さが魅力です。温和な雰囲気が気に入っています。

プライベート面では、食べ物やお酒がおいしい点が魅力です!
海や山など自然が多い環境が気に入っています。自然ばかりで何もないと言えばそれまでかもしれませんが…(笑)

休日は基本的には家族と過ごしています。子どもと公園に行ったり、ドライブをしたりすることが多いです。海が車で10分程度の場所に住んでいるため、海水浴場へのアクセスは抜群です。
たまにゴルフにも行きます。宮崎は市内からゴルフ場へのアクセスが良いのと、価格も安いので気軽に回れますよ。会社の同僚と回ることが多いのですが、宮崎のゴルファーのレベルは非常に高く驚かされます…


※記事内容は取材当時(2023年10月)のものです。


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