触らない痴漢と二次加害
触らない痴漢についてtwitterにいくつかの投稿をしました。
"大学生の時、ピタッとしたTシャツが流行っていたので、それを着て電車 に乗って立っていたら、少し離れた所から中年男性が私の胸をじっと凝視していた。視線が痛かった。触らなくても痴漢は痴漢。身体の一部を凝視する人がいたら、車両を移ろう。"
"30代か40代の頃、面接の帰りに電車に乗っていた。少し離れたところから、若いサラリーマンが私の胸を凝視していた。凝視というのは、見られている部位に圧や痛みを感じるのですぐに分かる。"
"30代の頃道を歩いていたら、向こうから歩いてくる中年男性に上から下まで舐めるように見られた。とても不快で気持ち悪かったし、怒りも湧いてきた。なぜ道を歩いているだけで「猥褻の対象」にならないといけないの!視界に入る女性をむやみやたらに性化するのって、通り魔と同じです。”
"私はよくカバンでお尻触られる。電車内や混んでるスーパーなどで。いつもとても気持ち悪くて、振り向いて相手を確認するんですが、相手はいつも男性です。これ、痴漢行為だったんですね。。。どうしたら被害に遭わないですむんだろう。。。"
触らない痴漢被害のことを話すと、「気のせい」「自意識過剰」と二次加害をしてくる人がいます。二次加害者は、このガスライティングにより被害者個人の経験・感情・考えを無効化しようと試みます。
大事なことですが、二次加害者はあなたではありません。ですので、あなたが被害に遭ったのと全く同じ状況に置かれたことはないし、あなたの身体や心が感じたことを感じたこともありません。自分が体験していないことについて話すことは不可能です。にもかかわらず、二次加害者は、根拠のないガスライティングで被害者の話を否定します。
※ガスライティング=心理的な手法で相手を操り、相手に自身の正気や理性を疑わせること。