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サンドイッチ

楽しかった思い出は、日常の中に挟まれている。
僕はこれをサンドイッチと呼んでいる。

思い出とは普段の日常からはみ出したご褒美みたいなもの。

でも、思い出は人生におけるゴールではないから、僕は死ぬまで日常に挟まれ続ける。

日常が僕の思い出を押し潰さないように、必死に藻掻いて抑え続ける。

具のないサンドイッチなんか、誰が食べたいもんか。

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