「ひがしかわ わーるどかっぷ ひとりたび」第4回 2014/06/15 ブラジル・サルバドール 「観光と気づきと少しの愚痴」
※本記事は、2014年6月15日に書いた記事を転載したものです
ホテルに文句は言うまいが
それにしても、泊まっているホテルがアレである。
実際に部屋に案内されて作りや設備、そして僕の泊まっていない他の部屋のタイプなどを見る限り、いわゆるカップルが泊まるタイプのホテルなのである。
そして部屋にゴミ箱がなかったり、エアコンはつくけど温度が変えられなかったり、ライトが部屋の仕様上あまり明るくない、冷蔵庫のミネラルウォーターが無料じゃないっぽい、部屋にフリーのシャンプーがないなど、いろいろと思うところは多い。
僕が去年バンコクで泊まった安宿の3倍以上の金額でありながら設備面は劣っているということで最初のうちはブルーになったりしたものだが、まあそれもきっと、僕がこういう旅に慣れていないだけなのだろう。
それによくよく考えてみれば、いいところもある。
Wi-Fiが使えるのは非常に助かっているしベッドもカップル用だけあって1人で寝る分には十分だ。
さらに、ロビーのスタッフさんは僕の片言ですらないポルトガル語にも真摯に対応する姿勢を見せてくれている。
自分の語学習得の一助にもさせてもらっているし、ポジティブに捉えていくとしよう。
サルバドール観光へ
さて、昨日は朝起きてホテルで朝食を食べ、10時くらいまでブログを書いていた。
投稿を終えてからさあどうしようと思ったら、朝は晴れていたはずの天気が気がつけば雨。
雨は嫌だなあ、でも外にでないのはもったいない…と考えている間に雨は止み、強い日差しが差し込むまでになっていた。
時間は12時過ぎ、特に行きたい場所はない。
そして行ったらどうやって戻ってくるかがわからないし怖い。
「流しのタクシーは乗るな」という警告にもビビっていた訳だが、ホテルにいるドライバーのおっさんが目的地まで送り届け、帰りも指定した時間に迎えに来てくれるということなので意を決して観光に出て見ることにした。
目的地は、サン・フランシスコ教会。
やたらと豪奢な作りの教会で興味があるのと、その付近にあるセー広場、ジェスス広場というところは観光客が集まる場所らしく、まあここなら安全なのではないだろうか、という判断からだ。
カバンは斜めにかけ、どうせ使わないスマートフォンは宿に置いていくなど、荷物やキャッシュは最小限に留める。
そしてセオリー通り、靴下の中に非常用の100レアルを隠した。
特に歩き辛さはない。
現地に着いて2時間後に迎えに来てくれるよう頼み、僕は13時半頃におっさんの車で出発をした。
おっさんの車、走り出して1分でエンストを起こす。
ホテルのすぐそばで拳銃を持った警官が若者をバイクから降ろし、ホールドアップさせている。
おっさんが得意げに「これ、⚪︎⚪︎(敢えて伏せるがヒントは横浜)なんだよ」と車について語るが、エンブレムはフォードだよな…。
さらには目的地付近の坂で坂道発進失敗からエンストのコンボ連発。
この時点ではとにかく嫌な予感しかしていなかったのだが、まあなんとか無事故で目的地近辺のトメ・ジ・ソウザ広場まで来ることができた。
まずはホッと一安心、ただここで気を抜いても良くないと思っていたが…。
広場には観光地だけあって、多くの観光客で賑わっていた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?