オフシーズンの話

いよいよ今日からMリーグ2021が開幕します。今シーズンはどんな熱い戦い、劇的なドラマが繰り広げられるのか、本当に楽しみです。

僕も、観戦記ライターとして3シーズン目を迎えます。その前に、オフシーズンの動きについて少々振り返りを。

EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション

オフシーズン、とは言いますが、ファイナル直後からはEX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションが始まり、僕はこちらに専念することになったので、僕に関してはオフ感は全くありませんでした。特に2次予選中は週に3、4回は会場となったHORICに通い、多くの選手を取材。Mリーグのシーズン中よりもハードだったような感覚があります。

取材に関しても手探りで、とりあえず取材はできる、集めた素材をどうするか、という点については結構ぶっつけな感じがあったと思います。都度キンマwebの星野さんとやりとりをしながらとにかく発信をしていく中で、ああいう選手インタビューを数多く手掛けることになった形です。

ちなみに「オーディションに高い参加費払っているんだから全員分取材すればいいのに」という意見を見かけたことがありましたが、今回の仕事はあくまでキンマwebの仕事であり、オーディション運営からの依頼ではありませんでした。メディア側との兼ね合いもあってそこまではできず、基本的には知名度・人気、そして成績を考慮した上で、取材する選手をこちらで選ばせていただいた形になります。全員に話を聞きたかったのはやまやまなのですが。

今回の件はオフシーズンの仕事確保につながったのはもちろんのこと、何よりも本当にたくさんの麻雀プロや関係者の方々と取材を通じて接点を持てたことが、今後につながる財産だと思っています。今回のオーディションで僕が取材した関係者は、全部で72名。選手だけで言えば、集計間違いがなければ63名からお話を伺いました。もともと面識のあった方もいましたけど、それでもおそらく50名以上のプロの方と初めてお仕事ができ、顔を売れたことは今後につながると思うし、つなげなければいけないと思います。

自分の麻雀

僕はMリーグのシーズン中はほぼ全ての試合を見ますし、観戦記も週2回は書くので、オフシーズンは自分の麻雀の打数を増やすことを意識しています。自分が数を打ってミスを繰り返したり発見をしたりすることで、Mリーガーの一打により着目できるようにするためです。・・・まあ、結局は僕自身が麻雀好きで打ちたいわけなんですけど。

麻雀は普通のフリー麻雀はもちろんのこと、大会などにも参加をしました。その中で、オール東京・麻雀最強戦で予選を突破。オール東京は東京都大会に参加できましたし、麻雀最強戦では東東京最強位決定戦に出場します。「勝って出られる大会」に出られるというのは個人的にうれしいことですし、さらに上のステージもある分、その場の雰囲気なども独特なものがあるでしょう。やはり勝ってきている方はそれなり以上に強い方ばかりで自分で歯が立つのかは不明ですが、麻雀最強戦については本選に出場し、書き手ではなく打ち手としてみなさんの前に登場することを目指します。


9月は少し自分の中でも緩めの生活をしていました。ここから緊張感のある、心身共にハードな日々が戻ってきます。まずは完走、そして少しでもいい記事をお届けできるように。開幕戦から担当していきますので、よろしくお願いいたします。


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