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芹乃栄(せりさかう)

こんにちは

今、二十四節氣では「小寒」、七十二候では「芹乃栄」となります

せりは、7日の七草粥に入る薬草としても有名ですよね

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独特な香りがあるので、好みが分かれる所がありますが…

私の印象としては、女性が好み、男性は苦手な方が多いような

芹はセリ科の植物

パクチーやパセリ、セロリ、ミツバなど、

そして人参も、葉を食べると独特の風味が

なので、納得となります


独特の香りの正体は、テルピノレン、ピネン、ミルセン、オイゲノールなど精油と言われる成分

体内にこもり、滞ってしまった氣というエネルギーの巡りを良くしてくれるので

氣持ちがスッキリしたり、リラックスできたりします

あくまでも、嫌いでなければ〜、ですが


割と女性、特に更年期にかかっている方は

非常に氣が滞りやすくなるため(ホルモンバランスの変化や家庭や人間関係のストレスなどで)

若い頃は苦手だったわ〜と言う形でも

急に好きなものになったりします


私は田んぼが多くある田舎に住んでいるので、

子供の頃、摘んできた田芹を頂く機会が多かったのですが

くさー、にがー、どこが美味しいの?

って思っておりましたが

今では大好きで

春に直売所などで見かけると

にまにま手に取り、

油で炒め、塩、醤油、日本酒で味付けて

炊き立てのご飯に混ぜて頂きます


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芹は「水芹(すいきん)」と呼ばれる立派な薬にもなる野菜

身体の余分な熱を取りつつ、血行を良くして身体を温めてくれます


ですので、更年期で顔が火照るが、手足は冷えるわ〜って方にもお勧め

また、胃腸の働きも活発にしてくれるので、年末年始のご馳走で疲れたお腹を労るのにも

本格的なシーズンはまだ先ですが、

お店などで見かけたら、ぜひ、食べてみてください

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