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鹿ケ谷の新しいギャラリーと若者

個展の応援に

最近注目の浄土寺エリア。その若手Artistは個展をすると、フライヤーを見せてくれました。なかなか面白いラインアート。1年間絵の勉強をしたそうですが、そういうレベルではない。
SuzukiSara 鈴木 沙羅 (@_srke2748_)
 
“line art sara suzuki and seki coffee in salada bowl kyoto”。ギャラリーにPop-upのカフェ。古民家を改築した素敵な空間でした。オーナーは京都出身東京在住でBar経営。行ったり来たりで改築をまだ進めているとの事。
SALAD BOWL Kyoto

鑑賞して驚いたのは「画力」と「ユニークさ」。ほぼ下描きをしないそうですが、見事に形がとれている。ビルの絵が一点あったのですがパースもしっかり。人物はなんとも不思議な魅力を放っています。

彼女の趣味

彼女と初めて会ったのは居酒屋。たまたまお隣で気さくに話しかけてきたので、色々話を。ご本人若いのに、既にやたらArtの香りが漂っていました。

音楽の話をしていると「一番好きな曲は”Lovely Day - Bill Withers ’77 ”」と言ったので、ひっくり返りそうになりました。今の若者は年代関係なく聴いていますが、選曲が渋い!
 
ギャラリーには本人所蔵の好きなレコードやアート本も飾ってあります。今回は時間がありませんでしたが 12月過ぎまで続き入れ替えもあるそうなので、ゆっくり本を読みに行こうと思います。

実は悩んでいる

とても素敵な作品で「買おうかな♪」と思えるのが4点。お金持ちなら全部と言いたいところですが、1点に絞らないと。それでもぼくにとったら安くはないので、悩んでいます。
 
過去に一度だけ、Andy Warholの作品を買おうと考えたことがあります。なんと高校生の時。当然、そんなお金はなく、親を騙せるほどの知恵もなく。縁戚の方がお持ちで「亡くなってから3倍になったのよ、おほほほ」。
 
日本の美術はすごく良いのに市場が小さすぎて、才能あるアーティストが食べていけなかったり、世界的な作家が育ちにくい問題を抱えています。少しでもお役に立てるなら嬉しい。

左から: you / 未完 / secret garden / brain (distress)

ぼくが京都のカフェのオーナーになるまで 1,036

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