【2ヶ月で合格】カラーコーディネーター検定 アドバンスクラス
こんばんはRockyです。
今回カラーコーディネーター検定 アドバンスクラスの受験を志して2ヶ月で合格したことを、これから受験を志す方に向けてまとめておこうと思いnoteを書いています。
受験しようと思ったきっかけ
これまで配色や色や光のことを感覚的に考え、写真活動やSNSに落とし込んできました。しかし自分以外の人に説明や納得感を得てもらうためには理論的な知識や最低限の共通言語を学んでおく必要があると思い受験することにしました。
実際これまで無意識的に意識していたことが試験範囲とも重なっていたため、興味を持った状態で勉強に臨むことができてモチベーションとしてよかったです。
因みにデザインとは全く関係のない学校をでています。
カラーコーディネーターとは
カラーコーディネーターは、色がもつ効果を踏まえて配色を考えるプロです。ファッションや空間、デザインなど各方面で活躍することができます。自分は特に写真を扱う身としてスタイリングや編集、SNSの方面で活用していくと思います。
カラーコーディネーター検定とはどんな資格?
カラーコーディネーター検定とは、東京商工会議所が主催する民間の検定試験です。色に関する知識や、技能の習得を問う試験です。現在スタンダートクラスとアドバンスクラスの2種類存在します。
学術的に配色テクニックを学び、効果的に色をコーディネートするスキルも身につけられます。
毎年およそ5000人〜6000人ほどの人が受験しています。
実際資格が無くてもカラーコーディネーターは名乗れます。しかし基本的な色の知識を持っている人であることを示す証明になるので、自分のキャリアをアップする上で持っておいて不足はないでしょう。
主な試験範囲
スタンダードクラス
制限時間90分 マーク式
100点満点中70点で合格
・生活と色の効用
・色を自在に操る方法
・きれいな配色をつくる
・色を美しく見せる光のマジック
・背景色を上手に使って色の見えを変えてみよう
・色で売り上げをアップするために
アドバンスクラス
制限時間90分 マーク式 20~25問程度
100点満点中70点で合格
・カラーコーディネーターの実務
・色の見えの多様性とユニバーサルデザイン
・色をつくり、形をつくる 色材、混色から画像へ
・色彩と照明計画
・表色系と測色方法および色彩管理の手法
・安全色彩
・製品の色彩調査手法ー色彩分析と心理評価
・さまざまな配色用語と実際
・ファッションカラーと色彩計画の諸条件
・メイクアップ製品の色彩設計・管理とカラーコーディネーション
・インテリア製品の色彩の特徴とカラーコーディネーション
・プロダクツの色彩的特徴
・環境色彩
・効果的なプレゼンテーションを生み出すカラーコーディネーション技術
・近現代のデザインとカラーの歴史
・ファッションカラーの変遷と時代背景
合格率(2020年)
受験者[人] 合格者[人] 合格率
アドバンス 1,304 561 50.3%
スタンダード 4,575 3,044 72.3%
受験に必要なもの
自分はアドバンスクラスを受験するつもりでしたが、スタンダードクラスの知識は前提として話が進んでいくためスタンダードクラスの教科書とアドバンスクラスの教科書の両方を用いて勉強をしました。使用したものは公式テキストです。
また東京商工会議所が出している練習問題を解くのがおすすめです。こちらは直接サイトから連絡して手に入れます。新着情報の後ろの方にあるため見逃してしまいそうでした。
受験までの勉強法・スケジュール
◆当日までのスケジュール
9月 スタンダード&アドバンスクラステキスト読み 一回目
10月 スタンダード&アドバンスクラステキスト読み 二回目
11月 試験前々日 練習問題を解く
11月1週目 試験日
自分の場合9月にスタンダードとアドバンスクラスのテキストを一通り読み、10月にもう一回読み直す。テキスト2週目が終わった所で練習問題を解いて当日に臨みました。勉強時間に関しては行きと帰りの電車通勤時間のみで特別負担をかけることなく勉強をしたため、余分に時間を作る必要がなく勉強をすることができました。
勉強時間としては50~60hぐらいです。
実際の試験範囲はアドバンステキストの中身がほぼそのまま出るような形なので、内容を頭に入れておけば難しくないと思います。テキストのインプットが主になってしまうので練習問題を一度は絶対に解いて感覚を掴んでおくことをオススメします。
受験日当日の流れ
試験は自宅からオンライン上で受けれます。なのでわざわざ受けにいく必要がないためとても楽です。試験の期間も2週間ほどありその中から自分が受けたい時間帯を選ぶだけで日にちに悩むこともないと思います。自分はできるだけ余裕を持ちたかったので最終日にしましたw
問題を解く時にメモ書きなどはできないため頭の中で色相環などをイメージする必要はありますが、基本的に困ることはありません。試験時間は90分ありますが60分以内で解き終わるぐらいの問題量になっています。なので見直しに時間を使うことや早めに終えることも可能です。
実際自分は9割ほどで合格することができました。
まとめ
カラーコーディネーターの検定をこれから受けようと思っている、受けるどうか迷っている、不安に感じている人も多いと思います。難易度としては際立て難しいレベルではないのでしっかりと基礎を頭に入れておけば問題ないと思います。自分が勉強した流れで初めてからアドバンスクラスもいける一つの参考例として受け取ってもらえたら幸いです。
今回のカラーコーディーネーターの試験の内容を含め、
これまで、自分の写真の世界観づくりから色の配色をオンラインの講義で写真教室を開くことになりました。カラーコーディネートを写真に絡めた撮影やSNSのお話もしていく予定なのでこちらも是非覗いてみてください!
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