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しきたりを一応なぞる

2月2日(金)

角野隼斗さんのピアノコンサートに行ってきた。大好きなピアニストの演奏を生で聴けてすっごく幸せだった。

跳ねるように楽しそうに弾くところが好き。一人舞台なのに複数台の鍵盤楽器を操る技、神がかっていた。釜爺なのか?

最後の曲だけはスマートフォンの電源を入れてカメラ撮影しても良い指示が出て、そんなことしていいんだ!?って不思議な気持ちになった。海外ではごく普通なのかもしれないけれど、なんとなくルール違反しているような、悪いことをしているような気持ちになってしまう。でも有難く写真を撮らせていただいた。良い思い出になった。

演奏とは関係ないけど、ホールの座席について。背もたれにぴたりと背中をつけて鑑賞することで、全観客が視界良好の状態でステージを観られる設計になっていること、広く知られて欲しいことの一つ。

気持ちが昂るのは分かるけど、前のめりになると後ろにいる人の視界には頭だけになってしまう。座席の背もたれにもたれるのが正しいっていうマナー、もっと認知されて欲しい。

2月3日(土)

一人暮らしの時には一切食べなかった恵方巻き。実家に帰ってからは親が買ってきてくれるので、食べる習慣が戻った。

しきたりは好き。厳格に守るものでもないと思っているけど、やったらやったで落ち着くというか、元旦に初詣行くような感じというか。

父は、新しく買ったiPhone15で方角を確認していた。今年はキッチンに向かって、なんとなく正座の姿勢で食べる。小皿にとった醤油をつけるために少し上半身をねじらせもした。

就寝前に、夕木春夫の『十戒』を読んでいたら平気で数時間経っていて、気づいたら午前3時半になっていた。

面白い本を読んでいる時のパターンとして、読み進めて終わってしまうのがもったいなく思われて毎日ちょっとずつしか読めないか、このまま一気読みしてしまえと勢いで徹夜して読んでしまうかの二つ。

ミステリで、特に登場人物が多いものは、日をまたぐことによる「この人誰だっけ」「どこまで話進んだっけ」が頻発するのを防ぐため、一気読みすることが多い。

スリル満点の読書体験だった。夕木春夫さんの今後の刊行はチェックしていきたい。

2月4日(日)

ポケモンGOのコミュニティデイ(イベント)だったので、14時から17時の間はひたすらポケモンをつかまえながら歩くと決めていた。

イベントは毎月やっているけれど、何かと予定があって遊べないことも多いので、完全オフの日とかぶって少し嬉しく、とことん気が済むまでやってやろうと意気込んだ。

色違いもいっぱい手に入れられたし、散歩することで体も動かせたし、かわいい野良猫も見かけることができたので、こういう休日もありだなと思った。

でもこれ真夏に3時間ずっと外にいるのはキツイな。2月だったからできたのかも。昔は夏か冬どちらが好きかと言うと夏と言っていたけれど、もう今は冬の方がマシって答えちゃうかもな。

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