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息子の性別が分かった日、夫のコロナ陽性も分かった

あっさり男の子と告げられた

2020年10月。
妊娠18週の私は、妊婦検診のためクリニックへ行きました。

いつものように尿検査の後、経膣エコーから開始。
何の前触れもなく、先生がいきなり
「あ!今、見えた?」
とのたまう。
「付いてるね、男やわ。」

え、そんなアッサリ言うもの?
ちょっと、溜めとか無いの?
産まれるまで教えてくれないお医者さんもいるらしいけど?

コロちゃんが男の子だと分かった瞬間でした。

妊娠が分かってから、夫と2人で早々と名前の相談をしてました。
しかしどうしても女の子の名前しか浮かばず、これは女の子なのでは、と思っていた矢先だったので、少しびっくり。
クリニックを出てすぐに、夫や母、妹などにメールで報告しました。

まだお腹もあまり出てないけど、いざ性別を言われると、子供を産むのだという実感が強くなりました。
男の子と遊んだりしている絵が浮かんだり。。。

しかし、さらに驚くべきことが待ち受けていようとは、この時は知る由もありませんでした。

夫がコロナに感染していた

実は、2日前から熱を出していた夫。
本当は検診にもついてくるはずでしたが、一応念のため、という感じで家で留守番していました。
その後、近所のかかりつけに行ったら、一応念のため、という感じでインフルとコロナの検査をしたそうです。
そしたらまさかのコロナ陽性。
(抗原検査なのでその場で結果が出ました。)

感染経路はハッキリ分かっていませんが、夫は流しとしてバーや居酒屋で歌う仕事。
緊急事態宣言や蔓延防止措置の間は一切行ってませんが、当時は感染が落ち着いており、普通に歌いに行ってました。
不特定多数の人と接していたので、リスクは充分あったわけです。

しかし、クリニックの帰り道にその知らせを受けた私は本当にびっくり。
コロナにかかるのは一部の運の悪い人だけで、自分たちは大丈夫と思い込んでいたのが露呈された形となりました。
かかりつけの前で夫と落ち合いましたが、顔を見た瞬間に思わず本能的に後ずさってしまいました。
お腹の子を守りたい一心だったのでしょう。
夫は悲しい表情でひとこと、
「まぁそうなるよね。。。」
とポツリ。

帰宅後、夫には寝室に閉じこもってもらい、食事もお盆で運びました。
味が変なので普段大好きな米が食べられず、みかんばっかり。お茶も無理で水。
会話もできないので、家の中でメール。
そのメールの中で、夫が
「コロちゃんはどうだろう」
と言い出したのがきっかけで胎児ネームがコロちゃんになり、ついに本当の名前もコロ助になったので、色んな意味で記憶に残る日でした。
※コロ助は、note上の仮名です。念のため。


その後は怒涛のような流れで、保健所からの連絡を受けて夫はホテルでの療養になりました。
発熱と味覚障害だけで呼吸器症状はなかったので、本来は軽症扱いで自宅療養になる所でしたが、妻が妊婦ということが考慮されたようです。
第二波と第三波の間の時期で、医療が逼迫していなかったことも幸いしたのでしょう。

わたしは陰性だった

その2日後にわたしもPCR検査を受けて、陰性と判明。
妊婦が特別リスク高いわけでは無いと報道されていたものの、やはりヒヤヒヤしていたので、これにはほっとしました。
夫がしんどいと言い出したときから寝室を分けたのがよかったのかな。

とは言っても夫が陽性と診断されてから2週間はわたしも自宅待機となり、4ヶ月後に産休を控えた身で長期間休むのは少し気まずかったです。
一般的な日本のサラリーマン同様、有休が余りまくっていたので、金銭面は心配なかったのが不幸中の幸いでした。


妊娠中に夫がコロナになった人もあまり居ないかと思い、記事にしてみました。
夫は軽症といえどしんどかったと思いますし、周りの人にもたくさん心配や迷惑をかけてしまいましたが、コロちゃんへの影響がなくてよかった。
そして、タイミングが出産日間近とかじゃなくて本当によかった。

次回は、出産&育児グッズのよかったもの、イマイチだったものをご紹介したいと思います。

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