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群れるビジネスマン、僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう

分かる人にしか分からないタイトルですが。

会社を辞めてぼっち法人を作って7年経つ。すっかり一人で行動する事に慣れてしまった。

そのせいか、街に出ると群れているビジネスマンの集団がやたらと気になってしまう。

桜の季節に、どこかの新入社員が道端でわいわいやっている様は、初々しさもあってまだギリ許せる。

ところが、いい歳した4、5人のオッサンが真昼間に歩道一杯に広がってわしゃわしゃやっている事がけっこうありますが、アレ、一体何なのか?

昨日もエスカレーターに乗ろうと思ったら、ステップの手前で思いっきり、群れていた。

こんな感じ。しかもけっこうな大声で機密っぽい仕事の話をしたりしている


商談の帰りなのか知らんが、それ、本当にその人数って必要だったの?
「僕たち一人じゃ何もできないんですぅ」って自分達で言っちゃっているようなものだと思うのだけれど。

こう書くと、今はプロジェクト型の仕事も多いのだからあたり前だろ!という反論がありそうだが、だとしても全員で行く必要ないよね?

というか、自分も会社勤めの経験があるのでよく分かるのだけれど、大抵の場合は、無能なリーダーによる
「弊社はしっかりプロジェクト体制でご支援しております」というこれ見よがしのアピールでしかない。

しかも、あの手の集団のうち、1~2人は自分でも
「オレ、来る必要あったのかな….?」
と自覚していたりする。

おっさんが集団で居ても許される姿というのは、例えば

The Rolling Stones

とか、

Yellow Magic Orchestra

のような、ひとりずつでも確固たる個性と実績を確立した場合のみである。

では、「できるビジネスマン」たるもの、なるべくひとりで居れば良いのかというと、それも実は佇まいが難しくて、やたらと疲れているか妙にイライラしているというようなヒトが、どうも多い。

偉そうな事を言っている私も、実は最近、人から
「なんか背中が丸まって見えますよ。もう少し自信を持っても良いのに」
と指摘されて、かなりドキッとした。

ぼっち法人をやっていると、助けてくれる役員とか社員が居ないので、基本的にはなるべくファイティングポーズをとるようにしているのだけれど、ふと緩んだ時に隠している不安とか自信の無さが、佇まいに表れてしまっているのかも。

ひとりで立っていても、滲みでる自信とかカッコよさというのは、例えば

David Bowie

とか、

岡村ちゃん

のような方々が、参考になる。

この先、どう頑張っても、自分はこんな方々のようにはなれそうもないが、せめて心の中の神棚にはイメージとして祀っておきたいとは思う。

(おわり)


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