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【#5】 6月は学校写真月間

だいぶご無沙汰になってしましたが、久しぶりに更新。
日々バタバタと生活していて、いつの間にか時間ばかりが過ぎていきますが、たまには立ち止まって振り返る、というか、一呼吸置くことが自分にとっては不可欠な気がしています。

6月は旅に出ていました。

といっても”修学旅行”です。
私はいくつかの仕事を掛け持ちしているのですが、
それは大きく分けると、写真とライターと農業の3つ。

そのうちの1つ、写真。

しかし、写真といっても様々なジャンルがあります。私がメインで撮っているのは学校写真。学校アルバム用の撮影、販売用の撮影をスタジオさんなどから依頼を受けて撮影しています。

つまりは、修学旅行だの宿泊学習だのついて行って写真を撮ってる、あの人です。

元々、数年前に学校専門でやっているスタジオに勤務してた経験があって、辞めた後も外注で受ける機会があり、カメラも持っているし、(自分にできることなら何でもやってみよう!)っということでお手伝いがてらやってみたら、もう、楽しくって楽しくって。

学校カメラマンは、とにかく子どもたちとのコミュニケーションが命。子どもたちに警戒されずに、いかに良い表情を残せるかがポイントです。

私の場合、身長も小学高学年とほぼ一緒、もしくは子どもたちの方が大きいくらいなので警戒されず。目線が同じってだけで距離が縮まるのが早いような。あとは女性なので、女子部屋にもどんどん入っていける(笑)

やっぱり子どもだからこそ感じ取れるものってあると思っていて。修学旅行の1泊2日とか、その短い期間でも子どもたちはどんどん成長して行ってて。それが見てわかるのが楽しい。

大人ってなかなかそうは変われないな、って。なんでかな。

写真は、広告写真、ポートレート、ブライダル、いろいろあるけれど、相手が「撮ってほしい」ということが前提にあることが多いと思っていて(風景写真とかは別としても)、でも、学校写真は写真苦手な子も(もちろん好きな子も)とにかくみんな撮るんです。そして、アルバムなりなんなり作る。そこには、キレイな話だけじゃない思い出っていうか、頑張ったり、挑戦したりした記録(記憶)が残ると思っていて。そういうのを、10年、20年とか、大人になって見返してもらえたら嬉しいな。

正直、旅の撮影はハードです(笑)

朝7時くらいの出発の挨拶からスタートして、とにかく先回りして、みんなの顔を撮りまくって、声かけては撮って。集合写真は天気に左右されるからドキドキだし、土砂降りになって機材が壊れることも多々。ご飯も子どもたちと同じものを食べるけれど、ゆっくり食べている余裕はなく、食べている子どもたちを撮ったら、パッと食べて、またすぐ撮影。屋外フィールドワークなんかは、みんなバラバラに走るから、こちらもダッシュで追ったり(笑)夜は班長会議まで撮れば21時過ぎることも。(たぶん私より効率的に動いているカメラマンさんはたくさんいるけど)

それでも、全行程を終えて戻ってくる頃には妙な充実感に包まれて、なんだか名残惜しい。

仕事の金額的には、他のジャンルに比べて相場が安い(アルバムの値段も簡単には上げられないので難しいところ)のが切ないところだけれど、ないとないで記録を残せなくなるわけなので、大切な仕事だと思っている。

それでも体力勝負な仕事ではあるから、いつまで続けられるかわからないけれど、できる限り撮りに行きたい。そのための、筋トレ(農業)だと最近思っている。これがいろいろやってる良いところ。

まあ、農業については、追々。

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