最強ベース音源の凄すぎる機能:Toontrack EZ BASS
どうもマイコンです。EZ DRUMMER や EZ KEYS のような手軽さで、演奏、音作り、作曲の全てが簡単に行えてしまうベース音源 EZ BASS。いったいどんな凄い機能があるのかご紹介します。
同じ音を弾き続けた時のリアルさ
EZ BASSの音を聞いてすぐに気付くのが、同音連打した時のリアルさです。ベースの弦を同じ音程で弾き続けた時のウネリ感まで出せたのは EZ BASS が初めてなのではないでしょうか。実際のベース弦は8ビートなどで同音連打をすると独特のウネリが発生して、いつまでも聞き続けられるような心地良さが生まれます。驚いた事にEZ BASSではその独特のウネリが感じられるのです。デモ演奏動画を作成しましたので、49秒あたりの音をお聞き下さい。(下の動画を再生すると49秒付近から再生されます)
オーディオからMIDIへの変換(AUDIO TRACKER)
SUPERIOR DRUMMER 3 の技術を基にしたオーディオ to MIDI変換機能も搭載。単音弾きのギターやベース、ドラムやパーカッションの演奏を EZ BASS にインポートして、オーディオデータからMIDIデータに変換する事ができます。また、DAW からEZ BASS に音を送る「AUDIO SENDER プラグイン」を使用すれば、DAW上で再生したオーディオやソフトシンセの音などを EZ BASS に送り、MIDIデータに変換する事も可能です。
オーディオを MIDI に変換した際に同時生成される、FやGといったルートの情報も重要です。コード進行を変えずにベースパターンだけを変更したくなった時、ルート情報が入っていればパターンを変更しても演奏がルートに追従してくれるのです。変換生成された MIDI と ルート情報はGROOVESに登録可能です。
オーディオ波形をMIDIに変換する前の下準備
実践動画を作成するにあたり、2mixからマルチトラックへの分離を可能とした音声分離ソフトウェア AUDIOSOURCERE社 / DEMIX PRO を使用しました。2mixからベースとドラムを抽出して、その波形を EZ BASS にインポートしてMIDIに変換しています。
ベースのオーディオ波形をMIDIに変換
ドラムのオーディオ波形をMIDIに変換
MIDI データからベースパターンを生成する Generate accompanying bass MIDI機能
ドラムやキーボードの MIDI ファイルを EZ BASS にドラッグ&ドロップするだけで、MIDIデータにマッチしたベースパターンが自動生成されるという機能。これはベースパターンを作成する概念を学ぶのにも適した素晴らしい機能です。素早く簡単に演奏フレーズやそのバリエーションなどのアイディアを得るために最適です。
ドラムMIDIデータからベースを作成
ピアノMIDIデータからベースを作成
クリエイターによる、クリエイターのための製品
音楽制作に必要なツールを提供するというTOONTRACK社のコンセプトは EZ シリーズ全製品において一貫しています。EZ シリーズの中心にあるのは創造性であり、EZ BASS もそれに変わりはありません。EZ BASS はこれからの音楽制作、特に商業音楽シーンにおいて強力なツールになる事でしょう。
同じコード進行を続けても飽きの来ない、バラエティに富んだベースパターンが豊富に用意されています。
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