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サッと読める大男の散文

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働きも暮らしも人育ても、主体的に自分を活かして生きる「イキ活」の実践者、河合義徳が、ふと思うこ心の叫びの短文エッセイ集。
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#子供達は大人の嘘を見抜く天才達

現場で流す汗と涙にこそ手応えがある

実体抜きでの改善案はキケン経営体制をどうするとか…どういう思考が大切かとか…そういう事の前に、お店や会社の運営では、価値づくりの舞台裏に、どういう「人」がどういう「想い」を持っているのかを抜きにで形に酔うのは、とても危険。 関係当事者が全体像と未来像を、どう向き合うようになるのか環境を整える重要性を痛感。 未来に向けて、どこにいる誰にどういう幸せを築きたいのかという「立てた旗」に共感するからこそ、事業運営に関わる身として、少し離れた距離の立ち位置だからこそ、社内の課題が見

ロックな仕事仲間

評論は誰でもできる。 判断はAIでもできる。 対話は心を交わそう。 ボクらは未来のあたりまえを創る。 正しい答えがないから本気でやる。 心が躍動し始めると美しさは出る。 無知であることが問題ではない。 無関心であることのほうが問題。 心を使わないなら共に歩めない。 仕事とは、ロックなんでね。 周りの目を気にしたり迎合することなく、嘘のない自分で仕事をする「ロックな人」の生きざまには、美しさを感じる。 楽しいことを本気で探究し続ける道には、何一つ楽なことが無いのも覚悟

気づいた時は、歩み出す時!

「誰もが幸せになるために生まれてきたからこそ、今日に悔いを残さないその日の過ごし方と生き方は、自分には当然のこと。むしろ『悔しい想い』となっても、何もやらずに後からやっておけば良かったという『後悔』だと、何の財産にもならない。」 こういうスタンスって、自分らしさを押し殺して、長く生き延びたい人には衝撃的な影響を受けることがあるらしい。 そうだとしても、ウソのない自分で生きてイイと気づかせてくれた人を、自分の救世主であるかのうように崇め続けるのは、少し違うんじゃないかな。

ボクは「自分解放運動」推進派です

子供が生まれてきてくれた時、幸せになれる人に育って欲しいと誰もが願う ところが、親が理解できない夢を子供が描き始めると、なぜか否定していく 夢ばかり見て楽しい事ばかりだと堕落するぞと、理不尽な説教になっていく いつの間にか茨の道を歩む心構えのみを押し付けて、我慢することを讃える 苦手克服が大事として、気づきや築きの楽しみや自ら探求する悦びまで奪う 将来の選択肢が広がるからと、有名大学に行って有名企業就職を目的にする 今苦労しておけば、将来安泰で楽になれるあなたのた

親子や夫婦で盛り上がる「ホンマや!」の話

新関脇の「若隆景」 名前を発してみると、慣れていない人の大半が…噛む。 「わかかか…かげ」 「わか…たけかげ」 「わたかげかげ…」 いろいろ…噛む。 初めてこの名を呼ぶ人が、噛まずに10回言えた場面に未だ遭遇していない。 噛んでしまう人に、こう伝えると、まあまあ驚く。 【ドラえもんのモノマネで『若隆景』と言ってみてよう】 モノマネなんて恥ずかしいとやらない人でも、なぜかドラえもんならやる。 そして、どういうシチュエーションの時のドラえもんのモノマネなのかも、特に指

家庭・学校・職場の日常に潜む「相手を苦しめる言葉」

「言いたくないけど、あなたのためを想って言っているの!」 コレは、果たして躾と言えるか…。 本当に良かれと思ってのことなのか…。 この言葉を使う親は、我が子に対する「価値観の押し付け」の成分が約8割という自覚はあまりない。 空気の成分は、約8割が窒素で、酸素は約2割しかないことを引き合いに出すのは強引だが…子供に窒素だけを浴びせているだけなのかもしれない。 つまり、いくら正しい言葉であっても、子供にしてみると…「言いたいから言うんだけど、私の満足することはコレ!」と言

自分達の可能性を楽しんでみよう

納得できるまでやり抜くのは楽な事がないが、そつなく今日をやり過ごすだけも楽しくない。 誰だって上手く行かないことのほうが多いが、成功よりも失敗体験のほうが得るものが多い。 結果よりプロセスに自分の意味を見出せるが、まずは自ら行動しないとプロセスも創れない。 成功すると一時的に周りからの賛辞はあるが、それに酔うことなく再び次の事を試し始める。 目標達成は確かに自信になることもあるけど、納得するまで探究は続くからゴールではない。 僕らは物事を見抜ける術を持ってはいないが、行

夢を持ちなさいと言える大人

『夢を持ちなさい!』…子どもの頃には、とてもよく言われた言葉だ。 ところが、大人に近づくにつれ…『いつまで夢を見ているんだ!』と様相が変わってくる。 「いつまでも夢ばかり語っていないで、やるべきことを先にやりなさい」 そのように諭そうとする側は、「こんなことを言う私だって、いろんなことを犠牲にしていたり、我慢して生きている」という、その人なりの「正当性の主張」を押しつけているのが実態であることも多い。 「やりたいことは、やるべきことをやってからにしようとしている」という

チームになる

受け身なら仕事が楽しいはずがない。楽をしても仲間の信頼は生まれない。 挑み続ける人に頼るだけでは虚しい。人に頼るばかりだと楽しくならない。 信用される過去の実績が無くっても、信頼される未来への覚悟を示そうよ。 信頼を得るには何一つ楽はできない。それでも本気で楽しむことはできる。 変化に対応するだけなど楽しくない。対応ではなく進化は自ら起こすもの。 恐れずに挑むことは一人でもできる。成長し続けるのは一人ではできない。 甘えと馴れ合いがないのは仕方ない。自分達にしかできない

欠点は個性だから責める必要はない

試合から得られる最大の成果は、子供達がもっと挑戦したくなること。 試験から得られる最大の成果は、子供達がもっと探求したくなること。 教育から得られる最大の成果は、大人が自ら襟を正す事に気づくこと。 成果にならない潜在的原因は、大人のエゴに子供を付き合わせること。 たとえ失敗しても成果なのに、つい大人は子供の欠点を責めてしまう。 不完全であることを指摘して、本人の興味関心を奪うのは大半が大人。 自ら果敢に挑んだ結果としての失敗は、全て次の糧にすればイイだけ。 それなのに失敗を