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気づいた時は、歩み出す時!

「誰もが幸せになるために生まれてきたからこそ、今日に悔いを残さないその日の過ごし方と生き方は、自分には当然のこと。むしろ『悔しい想い』となっても、何もやらずに後からやっておけば良かったという『後悔』だと、何の財産にもならない。」

こういうスタンスって、自分らしさを押し殺して、長く生き延びたい人には衝撃的な影響を受けることがあるらしい。

そうだとしても、ウソのない自分で生きてイイと気づかせてくれた人を、自分の救世主であるかのうように崇め続けるのは、少し違うんじゃないかな。


気づいたその瞬間から築き始める重要性

気づいた後は、自分で道を築こうよ。
自分の足で歩み始めることもなく、気づかせてくれた人に関わり続けているだけで、自分が救われ続けると期待すると、歪んだ「依存」になる。

信じて頼るべきは…そもそも自分であって、その人ではない。

気づきの機会をくれた人が、自分にはそれほど関心がないことを知った途端「私のことを解ってくれていると信んじていたのに!」と、急にキレるのも少し違う。
そうされた経験は、憚らずともボクにもあるんだけれど…正直その瞬間は、好きでもない人に一方的にフラれた複雑な気分だった。

もちろん、気づきの機会を授けてくれる人に、すがる気持ちも解らないでもない。
それまでの人に用意される道だけを歩むという執着を捨てるのは簡単じゃないし…気づいた瞬間に湧き出る快感のようなものがクセになると、気づいた自分に酔うことが目的となりかねない。

でも…自分の可能性が見出せたのなら、そろそろ、自分の絶対的価値を築く一歩を信じてみないか?

「いずれ自分の足で歩みます!」
「時期を見計らってから歩み始めます!」

今できないことの言い訳が先行して、今から挑み始めたり、自身の足で歩み始めない人は、その先もずっと誰かが敷いてくれる道が出てくるまで待つだけで、嘘のない自分の歩みをつくることがない。

要は、気づいた時が、自分で道を築き始める時だ。
即座に「実践」することがなければ、結局「自分らしさ探し」の堂々巡りとなり、今度は実践する一歩の背中も、誰かに押して欲しくなる。


実践を繰り返して自分の実体を築くこと

今の自分だと力不足ということを卑下する必要はない。
未来の自分に期待したくなることを「今」から始めるだけでイイ。

できるかどうか…ではない。
やるかやらないか…それだけのこと。

やってみたら、何一つ楽なことはないけど…本気で取り組めば楽しいよ。
ウソだと思うなら今日からやってみればイイ。

「働き・暮らし・子育て」の全てをつなげて、主体的に自分を活かして生きる「生活者」は、価値を創造する側でもあり、創造価値を買う側でもある。その二面性を、「ありがとうの循環」に活かしていく「実体」を、身をもって築き上げていくことだ。

ウソのない自分で、人の目を気にすることなく自分らしく生きることは…
自分だからできる・自分にしかできないなりわいに繋がることも意味する。つまり…あなたがいてくれて良かったと心から喜ばれる「価値づくり」につながるものであり、人からの「ありがとう」が、また次への活力になる。

必要なのは、そこに辿り着けるまでの「やり抜く勇気」と「覚悟」のみ。
上手くやろうとせず、本気でやるだけのこと。


本質的に孤独感からの解放

30年以上前、オーストラリアで野宿一人旅をしていた時、大いに勇気を貰えたのは…ボクと同じように一人旅をしている他国の人と「自分はどういう道を進みたいのか」と語り合う瞬間だった。

行き先も生き方も違うから、「旅は道連れ」となることはないのに…自分の意志を強く持つ人と話すだけで、不思議と「自分は孤独じゃない」という勇気を貰えたんだよね。

むしろ、自分はどうしたいということが無い状態の時までは、何とも言えぬ孤独感が襲ってきていた。

人に影響を与えたくて歩んでいるのではなく、「自分はどうしたい…そしてその先に自分で歩んだ道に意味をつくる」というスタンスで、未来の自分に期待したくて歩む人は、自分以外にもたくさんいる…。
そういうことが、その旅で気づかされて、なんだかとても嬉しかった。

自分の道を築いていると…自分の道と人の道を比べたる必要もなくなってくるし…不思議と孤独ではなくなる。

自分の道を築くべきだなと気づいても、気づいた日から実践に移そうとしない人は、間違いなく明日も変らない。
子供達は大人の嘘を見抜く天才達。
彼らへの言い訳と自分の未来への『後悔』を残した生き方が、ボクらはあまり得意じゃない…ただ、それだけのことだ。

Backstage,Inc.
事業文化デザイナー
河合 義徳

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