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進化と起源 (coldrain presents FDXV+TOUR レポ)


5/25に恵比寿ガーデンホールで開催されたcoldrain presents FDXV+TOURに行ってきたので、そのレポを書いていこうと思います!
自分は名古屋の二日間も行かせてもらいましたが、一緒に書くとゴチャゴチャしそうなのでそれはまた別の機会で!

OA

今回のツアーが発表されたのは2月に行われたガイシホールワンマン。ツアーのオープニングアクトをプロアマ問わず応募してきてくれたアーティストから6グループにやってもらうという内容でした。その時からX(Twitter)ではファンの中でも憶測があったり、バンドマン側も名乗りを上げていて始まる前から盛り上がっていました!

そしてそんなツアーファイナルのオープニングアクトは VII DAYS REASON
正直なところ、全然知らなかったので下調べなしで楽しもうと思いました!

一曲目がスタートしてからの印象は「coldrainが日本語の曲を呼ぶんだ!」という感じでした。今までのPROMPTSやCROWSALIVEといった英詞メインのアーティストがイメージにあったので予想外でした。
ライブあるあるの一つだと思うのですが、「聞いたことのない曲は歌詞を何言ってるか入ってきにくい!笑」で例に漏れず歌詞はわからなかったです。しかし2曲目「Beacon」で確実に思ったのは「絶対にいいこと言ってる!」。帰り道にサブスクで調べたら正解でした。
前の方ではダイブやリフトも発生してたのでスタートからファンの心を掴んでいるようでした。
少なくてメロディは激しいので、個人的にはシャウトTHE ORAL CIGARETTSやSUPER BEAVER、感覚ピエロなどか好きな人には刺さるのではないかと思います。
ライブ映えする楽曲達と、フロアの盛り上げ方は今後のライブハウスシーンに確実に名前を連ねるバンドだなと思いました!

coldrain

OAが終わって次は本編の coldrain。
暗転していつものラスボス降臨 SE。誰に指示されるわけでもなく手拍子とメロイックサインが完全に揃うのは、いつ見ても気持ちいいですね。

今回はFINAL DESTINATION完全再現なのでセトリはわかった状態でのライブです。

一曲目はcoldrain看板曲の一つでもある「Final destination」。イントロからフロアのボルテージは最高潮に!歌い出しはほぼ合唱のような一体感の中、サビになると大量のダイバーの波が襲ってきました。
筆者は全体に比べて少し背が高いので何人も首に引っかかって、翌日はほぼ動かせませんでしたね笑
普段はダイバーが多すぎると少し萎えてしまうのですが、この日はむしろ自分も飛びたくなって大サビ前にリフトからのダイブ!
final destinationで飛ぶと大体の確率で墜落するのですが今回は最後まで辿り着きました。
この後のMCで知ったのですが、東京公演のセキュリティはプロレスラーの方などの”本気”の人たちで構成されていたみたいです!たしかに強そうでした...

5曲目の「Just Tonight」が終わり、一旦暗転している間にフロアの真ん中が勝手に開き始めました。普通なら真ん中を開ける指示が出るのですが、セットリストがわかっているライブなので、フロア側も動きがわかっているようです(笑)。Masatoも後ろを向きながら「さすがに最終日なら開いているよな?わかっているよな?」と言っていて、流石の動きでした。

そこからの「24-7」と「Doors」も、ライブ中盤とは思えないほどエネルギーに溢れて進んでいきます。「Doors」や「Someday」は今後演奏される確率がかなり低いので、撮影している人も多かったように思います。

そして数少ないバラード曲「Deja vu」は束の間の安息のタイミングで一層沁みる一曲。スクリームで力強いMastoの声もかっこいいですがバラードを歌い上げるのも素敵ですね。こんなかっこいい声で歌っててみたい...

SURVIVEではY.K.Cのレアなアコースティックも見られて、 自分も永久保存版だと思い撮影に全力を尽くしました。
少しMCで同時開催中のFOX FESTで来日中で、共演もした事のあるELECTRIC CALLBOYの話題に。彼らに教えてもらったノリ方があるので今日やってみたいとのこと。”左に4回、右に4回ずつジャンプする”多分ほとんどの人は「???」だったのではないでしょうか笑 しかしMy Addictionが始まれば謎も解けて全体が右へ左へ揺れ動いて、新しいノリ方で楽しくラストスパートに突入していきました。

本編ラストは8AM。MCではmasatoが少し言葉を詰まらせながらも17年の感謝を綴ります。「バンドって最高だな」よくある言葉かもしれないですが、自分も約10年追いかけて人生を支えてくれたバンドのフロントマンの言葉は重く、今までの思い出が頭の中を流れていきました。
しっとりと歌い上げ、しみじみと本編が終わっていきました。


アンコール

本編の熱を持ったまま入ったアンコール。
一曲目はBehind The Curtain。レア曲すぎる...!
本編がセトリの縛りが強い反動でなんでもアリとは言っても意外すぎましたね。

そして次は、本日2回目のw.o.dからのCutMe→Persona→VENA→NEWDAWN→Voiceless→Die tomorrowの猛攻セットリスト!どこにそんな体力を隠しておけたのでしょうか笑

そして新曲VENGEANCEは激しすぎないかっこよさがあって、いいですね。
ライブハウスでやるとよさが際立って静かなcoldrainのかっこよさが高まるように思います。

最後にトドメの一曲、The Revelation。
今日一番のフロアの盛り上がりを見せていました。ダイバーも一番多かったのではないでしょうか。自分も飛ぶか悩んだのですが多すぎて諦めました笑

ラウドロック代表、coldrain

この一言でライブは終わりました。

ライブが終われば、先ほどの熱気とは違った暖かい雰囲気でメンバーを迎えます。ずっと続く拍手と感謝の言葉。いいステージをやった証ですね。

終わってから気付いたのですが、着ていたTシャツは汗で重くなっていて、毛玉だらけになっていました。どれだけ揉みくちゃになったんでしょうか笑

今回はバンドの良さが詰まった一夜となりました。好きなバンドを目一杯楽しむのはもちろんのこと、そのバンドが呼んだバンドを知って新しい楽しみを増やす。25歳を超えると新しい音楽を聞かなくなると聞いた事がありますか、まだまだ知らないバンドにも出会ってみたいと思いました。


次回はまた違うバンドのライブに行く予定なのでまた書きたいと思います!

---------------------------------------------2024.5.25(土)
恵比寿GARDEN HALL

VII DAYS REASON(OA)
Khajiit
Beacon
Happy spikes
suddenly
Deep Facter
命短シ恋セヨ乙女
TOPGEAR



coldrain
Final destination
Counterfeits & lies
Someday
Fiction
Just tonight
24-7
Doors
Déjà vu
Survive
My addiction
Painting
8AM
EN.
Behind The Curtain
Cut Me
Persona
VENA
NEW DAWN
Voiceless
Die tomorrow
VENGEANCE
The Revelation


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