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第30節 FE名古屋vs富山グラウジーズ GAME2

毎日暑かったり寒かったり…どうにも変な気候が続いてる2024年春。
暑い日に調子に乗って冷たい麦茶がぶ飲みしたら見事に胃腸がノックダウンしたロックです😇

土曜日は用事があり、今季2度目の週末ホームゲーム欠勤となりました…開幕当初は週末ホームは皆勤を目指してたのにねえ。

今節はホームゲーム…とはいえ普段の枇杷島スポーツセンターを離れて一宮市総合体育館にて富山グラウジーズを迎えての一戦となりました。
一宮市、とは言っても川を挟んで直ぐ向こうに各務原市が見えるほぼ岐阜県な所にあるアリーナです。

アクセスがアレなのは数年前の開催時に調べていたので知っていたのですが、GAME1に行かれた皆さんが口を揃えて「河川敷臨時駐車場の出庫渋滞がヤバい」「アリーナ内が暑すぎる」と仰っていたので1.2Lくらい水分持って高架下駐車場確保の為にめっちゃ早く家を出ました。

そらそうなるよ笑

アリーナ内の暑さは実際かなりのもので、アリーナ内より屋外の方が涼しいというわりと訳のわからない状況でした。
700の水筒と500のポカリを持参したものの、結局スポドリ1本と水1本を買い足すハメに…()
汗っかきなので水分補給はマメにするタイプなのですが、それにしても…な観戦環境でした。
今後も一宮市総合体育館をリーグ戦で使用するならば冷暖房の改修は絶対にして欲しいです。
もしくは冬季に限って開催するかですね。

アクセス面の方もわりとまあまあアレでしたが、早起きのおかげで高架下駐車場に停められたので出庫時は本線に直ぐに出られたのと途中でUターンして各務原ICに回ったのでR22方面の渋滞も回避出来てまずまずでした。
でも河川敷組やバス組の皆さんは果たしてどうたったのか…?ちょっと聞くのが恐ろしいです😅

さて、対戦相手の富山ですが、今季はGAME1終了時点で4勝45敗の中地区8位(全体24位)と低迷しています。
ただ昨季も残留争いに巻き込まれながら滋賀に競り勝ってB1残留を決めた粘り強いチームなだけに「火事場の底力」を発揮されることが予想されました。

実際GAME1でも元FEメンである「J3」ことジョナサン・ウイリアムズを中心とした外国籍トリオや地元・中部第一出身で中村浩陸の先輩にあたる宇都直輝、ここ最近好調の野崎由之などの活躍がFE名古屋を苦しめており、この試合も一筋縄でいかないことは必至でした。

FE側の不安要素として、GAME1ではシューターの天昇が欠場。
彼の力が必要になる場面が必ず訪れるはずなのですが最近のコンディション面は心配です。

残留に向けてまずは一つ上の信州を捕まえる為にもこれ以上落とせない富山、初のCS出場の為にひとつでも多くの白星を積み重ねたいFE名古屋…両チームの意地と意地のぶつかり合いは試合会場の暑さに負けない熱いものとなりましたね。

それでは雑感です。


#試合全体雑感

オマラとJ3のFE名古屋新旧センターによるジャンプボールはオマラが勝利するもヘンリーがターンオーバー→マーフィーJr.トロイが冷静にスリーを沈めて富山が先制。

直後にヘンリーがスリーで取り返すもののこの日は富山の圧力が前日とは段違い。
特に古巣との対戦になったJ3がバカスカとリバウンドを取りまくり、クインシー・ミラー、宇都、野崎などのオフェンスをアシスト。
3-10と走られたところでFE名古屋が堪らずタイムアウト。

まあアレです。いつものヌルっとした立ち上がりの悪さに富山の強いプレッシャーが乗っかって最悪な立ち上がりです。
鞭を入れられた結果、川嶋のスリーなどで猛追し11-13まできたところで野崎が連続得点。
この試合の野崎はノリにノッていて「こんなに凄いシューターがいて何で富山この順位やねん」とツッコミたくなるくらい絶好調でしたね。

更に今季から富山へ復帰した司令塔・宇都が見事にゲームを支配。
宇都はCOOLな見た目なのに中身はめっちゃアツい男なのでこういう燃えるような展開は得意なんでしょうね、たぶん。
立ち上がり10分間は富山の圧力に屈して16-25と一気に突き放されます。
我々としては会場内がクソ暑いことも相まってめっちゃイライラする展開です()

しかしここから粘れるのが今季のFE名古屋。
特にオマラやヘンリーがイライラする中でも普段通りCOOLにSTLから速攻を決めたJJといつでも泥臭い役割をしっかりこなすルークのコンビが良い流れを呼び込みます。
特にJJは第2Qだけで10PTS、2STLと「Phantom Thief」の持ち味を存分に発揮。
最近はヘンリーにお株を奪われているようにも見えますが、FEのエースはやはり彼ですね。
当たり前を当たり前にやる…言うのは簡単ですが、実行するのはとても大変なことです。
JJの凄さはそれを涼しい顔でやるところだと思ってます。

その後富山も意地の粘りを見せたものの、40-36とFEが一気に捲くって前半を折り返します。

試合開始直後はFEが嫌がるようなプレッシャーを富山がかけ続け攻撃も良い形を作っていたのですが、FEが辛抱強く我慢してそれを跳ね返して自分たちのペースに持ち込んだ…という感じの前半でした。

ハーフタイム明け、このまま押し切っていけるか?と思っていたのですが、3秒バイオレーションを取られたオマラがプッツン。
激しい抗議でテクニカルFを取られると富山がその隙を逃さず再逆転。

オマラは基本的にいつもニコニコしていますが、一度プッツンしてしまうと誰にも止められないですね。
そういう時はオールダムさんや竹内通訳に宥めてもらうしかない気もします。

このままでは流れが富山に行きかねない、そんなピンチを救ったのはキャプテンの笹山でした。
スリーを沈めたかと思えば、佐土原にキラー過ぎるキラーパスを通して得点を演出。

この日の笹山はシュート精度が神がかっており、第4Qの勝負所でもスリーを連発。
特に4Q残り7:17での4本目のスリーは必死の抵抗を見せていた富山の心をへし折るのには充分過ぎました。

FEの強度の高さに屈した富山はターンオーバー&オフェンス失敗を連発。
そこまで5〜10点差前後で推移していたスコアが一気に開いていきます。

オフィシャルタイムアウト明けには野崎のスリーなどで富山が最後の抵抗を見せますが、それを止めたのが太雅。
大きな身体を活かしたしつこいマーク、しっかりともぎ取った2本のオフェンスリバウンド、そして最後はブザービーターと短時間ながら八面六臂の活躍👏

FE名古屋が底力を見せつけ94-70で快勝、連勝を5に伸ばしました。

立ち上がりはいつも以上にアレな感じでどうなることかと思いましたが、終わってみれば大差がついていましたね。
FE名古屋が好調というのもありますが、それ以上に富山の不調さが際立つ結果でした。

はっきり言ってしまうと第1Qの出来を維持していれば富山が勝てた試合だったはずです。
個々人の力はありますし、弱いチームだとは思えないのですが…ひとつのボタンのかけ違いでこうなってしまう。
これがチームスポーツの難しいところでしょうか。
FEだって負けが込めばこうなっていてもおかしくなかったのだと、襟を正さねばなりません。

富山としてはひとつ上の信州こそ逆転負けだったのでゲーム差変わらずもふたつ上の現在B1残留当落線上の茨城がビーコルに激勝。
残り10試合で残留圏内まで5ゲーム差となり、この試合がターニングポイントだった…となりそうな予感です。

逆に連勝となったFEは川崎を躱して中地区4位(全体12位)に浮上。
CS圏内の全体8位・島根まで3ゲーム差と迫りました。
射程圏内というにはまだ少し差がありますが、次節以降もしっかり結果を残していきましょう!

両チームの明暗が大きく別れる第30節となりましたね…それにしてもアツかった!(いろんな意味で😅)

最終スコア

#個人雑感

ルーク 6.5
泥臭いプレーを厭わず、FE Intensityを体現

根來 ー
最後方から声で支援📣彼の声の力は絶大

佐土原 6.5
撃って走って攻撃のスパイスとなった
FEはヘンリーだけじゃないぞ!①

ヘンリー 7.0
良い意味で通常運転、そして笑顔が可愛い←

浩陸 5.5
最近は低調な日が続いており心配

川嶋 6.5
笹山と共に試合をコントロール
㊗️通算500試合出場

満尾  6.0
守備では機能、あとは攻撃の思い切り

笹山 7.5
今季一番の出来、主将としてチームを牽引

JJ 7.5👑
スリー4/6、STL5はエースの働き
FEはヘンリーだけじゃないぞ!②

鍵冨 ー
僅か2:38の出場も4PTS、2REBと躍動💪GJ!

オマラ 6.5
役目は果たしたがイライラし過ぎはダメよ

川辺 7.0
立ち上がりは相変わらずも2Qからの立て直しはお見事でした👏

富山MIP
野崎 7.0
高確率でシュートを沈め、FEを苦しめた

天昇の欠場でタイトなローテーションになるかと思われましたが、出られる選手で上手くローテーションを回し30分以上の出場はJJのみ。
もう少しPTを得て欲しい選手もいますが、それぞれがそれぞれの持ち場できちんと働いているのが見えるのはとても良い傾向ですね。

そして毎回このnoteで触れているような気がしますが、僅かなPTでもアピールを続けている太雅はもっとチャンスを与えてあげてもいいんじゃないかと思います。
特に今節はオフェンスリバウンドふたつに4得点、決まらなかったもののスリーも放っており、オールラウンダーとしての片鱗を随所に見せてくれていましたから。
期待してるぞ、太雅!

そして私は安易に太雅のタオルを購入したことをご報告します←

#次節に向けて

ふたたびCS圏内を射程距離に捉えたFE名古屋はアウェイに乗り込んで水曜ナイターでシーホース三河と今シーズン最後の対戦に臨みます。

三河はここまで30勝20敗で中地区2位につけており、FE的には「目の上のたんこぶ」的な位置にいるチームです。
前節はアウェイでのアルバルク東京との上位対決を1勝1敗で切り抜けており、好調なことが伺えます。
今季の対戦はFEに対して2勝1敗と勝ち越しており、当然苦手意識を持っていないと予想されます。
三河も地区2位を死守する為に必勝体制で臨んでくるでしょうし、最近の好調さも相まって難敵なこと必至です。

「愛知ダービー」そして「TOYOTAグループダービー」とも言えるこの一戦。
「ダービー」という文化は両チームの全員で作り上げていくものです。
シーホース三河との愛知ダービーがBリーグのダービーマッチの代表格といつの日か言われるようなモノにしていけるように、両チームの奮戦を期待します。(もちろん勝つのは俺たちFE名古屋ですが😤)

そしてFE名古屋移籍後は初のウィングアリーナ刈谷凱旋となる「不屈のミラクルファイター」根來新之助の大爆発を信じています🔥

私も有給休暇をぶち込んで人生初のアウェイ水曜ナイターに参戦します📣
現地組の皆さん、共に熱い声援を送りましょう!
バス生組の皆さん、応援の念とファイアー🔥を頼みます!

それではまた次回のnoteで。アディオス︎︎👍

愛知ダービー、勝つのは俺たちだ!

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