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堤防のスイミー【詩】【歌詞】

ぼっちのスイミー こどくな魚 光が 水面(みなも)で キラキラ光る

ぼっちのスイミー 海を行く 孤独と仲良し 小さなさかな

ある日のスイミー お声がかかる 太刀魚さんから お声がかかる

ボッチのスイミー こっちにおいで 一緒に泳いで みようじゃないか?

一匹ボッチじゃ怖いだろ 大きな魚に食べられるぞ

ボッチのスイミー 無視して泳ぐ

一匹ボッチは怖いけど 一匹ボッチはアブないけれど

知らない海を 泳いでみたい

知らない海で あぶくを吐きたい

誰も知らない 孤独の海で 自分勝手に 泳ぎたい

 

ぼっちのスイミー 無力だけれど 何物でもない 小さな魚

ぼっちのスイミー 自由に泳ぐ  跳ねてる心と 大きな希望

あぶくをはいて うなづくひとつ 海が怖くとも 関係ないさ

あぶくとともに ため息ひとつ  あぶくと一緒に 浮かび上がるさ

一匹ボッチがつらくとも 涙流しても海の中だ

ボッチのスイミー きみの涙に

一匹ボッチも気づかない 一匹ボッチも気づきはしない

流れる涙 強がる魚 

孤独な魚 ため息ひとつ

小さく弱い けどたくましい あぶく吐きだす こどくな魚 

 

ボッチのスイミー 強がりな 小さく弱い けどたくましい

ボッチのスイミー こどくな魚 一匹ボッチで 海の荒野を

あぶくと涙 浮かび上がって しょっぱい水は 涙と溶けて

ボッチのスイミー 孤独とともに いったいどこへと たどりつくのか

一匹ボッチで 海の中 涙の荒野を旅する魚

たどり着いたら その旅先で

あぶくを吐いたら浮かんでけ 一匹ボッチの仲間を探す

孤独と孤独 孤独が二つ

ひとりぼっちが 二つになると

一人ぼっちが ぱちんと消える そして二匹は 泳ぎ始める


↑歌詞にしようと字脚をそろえて書いてみました

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