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ジュンペイ
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「記事から曲」9曲目は、樹里さんへ。

こちらの記事では楽曲の解説をメインに書いています。一度通して聴いてから、目を通していただけると嬉しいです。

記事についてや制作の背景などは下記リンクから合わせて読んでみてください。

https://note.com/rocjet1972/n/n8fa654e9f8c9

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今回はアコースティックなナンバー。アコギとオルガンとバイオリンの3パートで構成された非常にシンプルなアレンジに仕上げております。楽曲の構成も、メインテーマとなるメロディを移調しながら展開させていくもので、我ながら実にシンプルな曲になっています。なぜそんなアレンジにしたか、については上記リンクの解説からチェックしてみてください。

演奏面でのポイントは、とにかくアコギの音色に神経を使いました。バッキングはもちろんのこと、リードパートでもノイズやミストーンが出ないよう、まるで凍った湖面を歩くかのような気持ちで慎重かつ丁寧に奏でられるよう心掛けました。どんな楽曲でも慎重かつ丁寧は重要なポイントですが、アコギは特にサステインが稼ぎにくかったりアタックがきつく出がちだったりとただでさえ繊細なのに、今回は楽器の数がとても少ないので少しでも気を抜いたらすぐミストーンになることから普段よりもいっそう正確なプレイが求められた感じです。

また、パート数が少ないと聴感上スカスカになるのでそれを防ぐためにリバーブの設定をやや工夫しました。こういうアコースティックな曲はコンプレッサーやリミッターでキツく音圧を上げるような手法をとると全体がつぶれてペラッペラになるので、リバーブで余韻を持たせることでストッパーの役割を担わせた感じです。

今回のようなアレンジにしたことで、心を込めて演奏するとはどういうことなのか、改めて学び直すきっかけになったようにも思います。そしてそれが樹里さんの記事に込められた想いに少しでも寄り添えていたら嬉しいです。

樹里さん、大切な記事とコラボの機会をいただき、ありがとうございました!

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※楽曲は無料でダウンロードできます。感想やコメント頂けると幸いです!

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