楽曲のアレンジについて
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先日、楽曲のアレンジについて質問がありました。
せっかくなのでこちらで共有したいと思います。
こうやって書いて溜めておけば、このさき音楽理論に興味がある人が入会した時も参照できる。。。のかな?
今日書くのは具体例ではなく、そもそもの根本となる考え方やエッセンスの部分です。
音楽の三要素
そもそも音楽というのは三つの要素で成り立っています。
がそれです。
逆に言うとこれらの要素のうちどれか一つでも欠けてしまうと、音楽として成立しません。
対してアレンジというのは、上記の三要素の構成や掛け合わせを工夫して、楽曲に意味合いや世界観を持たせる行為です。
したがって、一般的には、アレンジを凝れば凝るほどパート数が増え、それに伴い音の数もまた増えるということになります。
落とし穴
たくさんの音を使いたいと考えるのはクリエイターとして当然のことです。 実際、現場でレコーディングされる商用音楽も、楽器のトラック数が40~50トラックにのぼるなんていうこともよくあります。
ただ、重要なのは、どれだけパートを増やそうが完成品はあくまでも一つの曲であるということ。
居酒屋さんを想像してみてください。 忘年会シーズンで混雑している店内で、すべてのお客さんの会話の内容を聞き取ることは不可能です。
一方それが落ち着いたバーなら、人数もそこまで多くなく、角に腰掛けるお客のタバコを吐く息さえ聞き取れようというもの。
つまり何が言いたいかというと、音の数が少なければ少ないほどリスナーに届きやすくなるということです。
捨て音 とは
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