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北京(7)END 〜世界遺産へ行こう〜

2018年1月19日〜21日・北京旅行にいった過去のブログを再編集して掲載しています。

いよいよ最終日。長かったようで短かった三日間。最後の微妙なホテル朝食も今日で終わり(笑)世界初焦げ目だけついて熱くないパンとも今日でおわかれです(笑)
というわけで今回一番の目的である「紫禁城」へ行きます。紫禁城と言えばご存知映画ラストエンペラーですが現在は故宮博物院として公開されております。教科書やテレビで見たあの場所に自分がいるっていう、なんつーかアニメとかで言う聖地巡礼に近いと言いますか、「実在した」の確信を得にいくみたいな。大人になってからスね、よりそういう気持ちが強くなったのは。とにかくワクワクです。と、紫禁城に入場する前に天安門ですね。あのドデかい広場。あの広場まで行くにもけっこうな距離です。そしてあの広場は100万人収容できるようですよ。その根拠は敷き詰めてある床石が50万枚使用しているらしく、その石に人が二人入るサイズだから・・という理由らしいのですがたしかに大人二人入る!ただし50万枚あるかどうかは不明です(笑)

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入口まで遠いなぁ〜

ちなみに濃いグリーンの制服を着た男性がピシッと立っていたのですが、警察ではなく軍人。撮影NGだそうです。怒られている人いたな・・・。天安門をくぐっていよいよ故宮博物院。デカいすなぁ城壁。映画で映ってた建物がちょこちょこ見えてきてテンションがグングンあがります。ガイドさんの丁寧な説明を聞きながら門をくぐり、そして門をくぐり、さらに門をくぐって(何回くぐるんだ)いよいよラストエンペラーが座っていた玉座(椅子)とご対面。いやー感動!後ろからドンドン大陸の人が押してくるのでゆっくり見れませんでしたが、なんとか撮影できました。

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城壁が高いのよ。難攻不落すぎるのよ。

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中に入ってもまだまだ遠いのよ・・・

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わーいやっと見れましたー!!

ちなみに玉座がある建物の後ろは控え室みたいになってるそうで(控え室つってもそこそこのサイズ)お湯による床暖房設備が完備されてたそうですよ。すごいな。御一行はその建物をグルリと迂回して後ろ側にある有料エリアを通って有名な「九龍壁」もみてきました。話題になってた左から三番目の龍、一部だけ木でできている場所も確認できました。ウワサはほんとだったでー。

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こんなにいっぱいあんのか・・・

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シレッとここだけ木でできてるんです

そこから少し歩いて西太后の寝室(おもっきし工事中)を通り、ラストエンペラーがチャリンコを練習した路地(超長い)、西太后に暗殺された側室の井戸を見学し、紫禁城の裏から道路にでました。お堀の川も凍っておりました。外ではタクシーやら土産売りやらが待ち構えております。我らの乗るバスまで少し歩くんですが、その間松葉杖をついた老人を支える奥さんらしき人が小銭の入ったペットボトルをガチャガチャ鳴らしながらギブミーマネーパフォーマンスをしてました。そういうのはこれまで行った海外で何度か目撃したので特に珍しいわけでは無いのですが、そんな夫婦パフォーマーが7mおきくらいにいるんです。ひたすら声をギャーギャーあげてる人とか。胡弓ひいている人。その胡弓にあわせてペットボトルをガチャガチャ鳴らしてました。胡弓の音色台無しです(笑)
とにかく足を怪我している人が、本当に怪我しているのか?そもそもそんなに貧しいのか?その真相をガイドさんに聞いてましたが、ガイドさんは「あれを見て何かを感じたら、「お気持ち」を入れたら良いですよ。あまりオススメはしませんが・・・」というなんとも絶妙な答え方をしてました(笑)

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チャリンコ練習した通路。長い・・・

夫婦エリアを横切りバスに乗り、一同は最後の砦(?)宝石店でショッピングです。あーはいはい翡翠ってやつね。大連で慣れっこです。あいかわらず部屋に通され慣れた日本語でプレゼン、そして売り場に放されるわけですが、こういった翡翠のアクセサリーが一番興味ねぇなぁ・・・。
1〜3万などのリアルに買えそうな価格エリアを歩くと店員がガンガン推してくるので完全に買うわけがないウン百万エリアをウロウロしてました。おかげで店員は来ませんでした。がしかし、中には店員と話してブレスレットを購入している方もいましたので、まぁ好きな人は好きだよね(当然)と思いました。ちなみに我らが一番見た高額商品は170cmくらいある翡翠の置物で3,200万(日本円)でした。誰が買うんだろう・・・・(汗)
ちなみに中国には肛門が無く金と銀しか食べない空想上の動物がいて、それが縁起が良い存在とされており、銀行の入口に狛犬感覚で飾ってあるそうです。一応お店にもあったので撫でておきました。中国人スタッフがいきなり「コーモン」というので何のことだか意味不明でした(笑)

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鳥の巣スタジアムみれました

で、今回のツアーのラストは広東料理のランチ。お店はライブなどができるステージもあって広くて綺麗。客はほとんどいなかったけど・・・味は全体的にちょいピリ辛でした。メニューは他の中華と一緒です。こうして見ず知らずの人たちと囲む円卓料理もこれが最後。なんだか不思議ですな。この3日間でけっこう打ち解けた人々もいて良い思い出になったんじゃないでしょうか(我らは人見知りゆえずっと孤立してましたが)広東料理を堪能しバスは北京空港へ、ちょっと早く着き中に入ろうとするとの入口で抜き打ち確保にあいました。入口で女性の保安官がテキトーに人を捕まえて「こっちで待っとれ!荷物チェックしたる!」という事らしいのですが、結局何もされませんでした。その様子をガイドさんはニコニコ笑って眺めてたんで、北京空港あるあるなんだろうなと。
チェックインしてこのツアーでお世話になったガイドさんとついにお別れ。まぁお仕事なのでクールなもんで「じゃあワタシはココで。お気を付けて〜」とさっさと帰っていきました。これくらいシンプルな方が良いですね。日本語も上手で日本のことにも詳しい、ほんと良いガイドさんだったわ。今度は中国から30人くらい連れて北海道のツアーに行くそうです。

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飲料水のカップが三角すい。そして水は不味かった(笑)

空港で2時間ほど時間潰して飛行機へ。反対側の席も前の席も同じツアーの方々でしたけど、不思議なもんで羽田ついたらもうどこ行ったかわからないですね(笑)おそらく僕と同じくこんなツアーに参加してるだろうからまたどこかで会うかもしれません。映像的にはインセプションのラストあたりを想像していただければ(笑)
持っていったお金は予想通り余りました。小銭は持っててもしょうがないので荷物受け取りにデデンとおいてあるユニセフ箱へ。荷物を受け取り、WIFI返却してバスで帰宅。北京に比べたら暖かいハズなので風が吹いてるせいで異様に寒く感じました。いやー楽しかった。しばらく中国はイイかなぁと思ったけどまた年末年始いきそうですね。
ちなみに空港やその他主要エリアに外貨をスイカやパスモなんかにチャージしてくれるマシーンがあります。レートはあまりよろしくないと思いますが、持て余すよりとっとと変換した方は良き!という方はぜひ。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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