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尾崎豊が「焼けつくような夕陽」を歌った地に

高校生のときにリアルタイムで尾崎豊に接した世代のものです。
このnoteにもこれまで関連する記事を書いてきました。

今回は彼が通った青山学院付近にまつわるものです。
先日、青山学院大学の渋谷キャンパスに出向く機会がありました。

同じ敷地内に彼が通った青山学院高等部があります。彼が在学していたのはもう40年前の話になります。

渋谷駅から青山学院まで歩いていく途中にとある歩道橋があります。
これがビルの上階につながっていて、以前は東邦生命ビルとよばれていました。現在は渋谷クロスタワーという名称になっています。

ここに尾崎豊ファンならば多くの方が知っているレリーフがあります。
三回忌にあたる1994年4月25日に建立されたので、2024年4月でちょうど30年になります。今年も命日には多くのファンが訪れて、彼の歌を奏でたりすることでしょう。

YUTAKA OZAKI

彼の代表曲である「十七歳の地図」の歌詞もあります。

人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば
しがらみのこの街だから
強く生きなきゃと思うんだ
ちっぽけな俺の心に空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り
焼けつくような夕陽が

今 心の地図の上で
起こるすべての出来事を照らすよ
SEVENTEENS MAP

この部分の歌詞が、この場所から見た夕陽を歌っているとされているのです。

歩道橋の上 振り返り
焼けつくような夕陽が

ところが時代は流れて、渋谷駅付近の再開発で高いビルが立ち並び、当時ほどの夕陽を見ることはできないかもしれません。

それでもこの場所は尾崎豊の聖地として、ファンの皆さんの心に刻み続ける場所でありつづけることでしょう。

私も渋谷に来るとこの場所を想い出して、たびたび訪れています。

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