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苗栗県竹南の有名店「許越式羊肉爐」に出向く

3年半ぶりに台湾に出向き、雲林を訪問した後、苗栗県ご出身のお知り合いから、私の地元で羊肉を食べませんか?と言われたので、「ぜひ」という返事をして、連れていっていただきました。

竹南という地名は今回はじめて聞きました。苗栗県の鎮(小さな行政区画)にあります。

夕方6時頃到着したら、かなり混雑していました。角の席だけ一つ空いていたので、友人に問うてみると、きちんと予約をしておいていただいていたとのことでした。謝謝。

台湾新幹線の苗栗駅から車で約30分かかりました。
住所:苗栗縣竹南鎮忠義街39號

許越式羊肉爐

爐はこんろという意味の文字です。

許越式羊肉爐

3人で席に着くと、このようなコンロが運ばれてきました。このコンロの火は食事を終えるまで、まったく弱くなりませんでした。

こんろ

最初に羊肉が出てくる前に麺線を食べました。あっさりとして美味しかったです。

麺線

すぐ後に羊肉爐が登場しました。すでに調理済みで温かくすぐに食べられる状態です。新鮮なとうもろこしも入っています。

羊肉爐

追加で野菜なども運んできました。台湾では小皿は自分で選んで運んできます。

羊肉爐

さて、いよいよ羊肉を自分のお椀に入れてみます。こちらです。骨もついていますが、柔らかくて食べられる部分もあります。羊肉はもちろん柔らかくて美味しいです。そして、何よりスープが美味しい。漢方的なはたらきもあるようでした。

羊肉爐
とうもろこし

3人で美味しくいただき、スープがなくなると追加で注いでもらえます。

スープの追加

この日の気温はおそらく15度程度で、台湾にしては低く、同時期の東京と同じくらいで、私は快適でした。友人に聞いてみると、このお店は寒い時期しかオープンしていないとのことでした。確かに夏暑かったらこれを食べるのは難しいです。などとやりとりしていると、身体がポカポカしてきました。

食後の羊肉爐

気になる料金ですが、1人前で注文するのではなく、羊肉一斤、羊肉半斤を書かれています。ここで一斤とは1㎏ではなく、台湾独自の単位で約600gとのことでした。私たちは3人でこれを注文しました。1台湾ドルを4.5円で計算すると、900×4.5=4050円、一人当たり1350円です。一人の客は見かけませんでしたが、半斤なら一人でも食べることができるかと思います。

すなわち、1斤=約600g 
なお、1㎏はこのように表記します。1公斤=1kg

メニュー

帰りがけに入り口で若者がスマホ片手に炭の管理をしているのを見ました。

炭の管理

最後に入口で記念撮影をしました。

記念撮影

こちらに動画がありました。羊肉爐のお店は付近に何軒かあり、不思議なことにすぐ隣のお店はお客がほとんどおらず。こちらが一番の人気のお店のようです。3年半ぶりの台湾訪問でこのようなお店に出向くことができてよかったです。

苗栗 冬天滋補名產!越式羊肉爐?!


このお店に連れて行っていただいた友人は私が好吃と伝えると喜んでいました。本当に羊肉もスープも美味しかった。

地元では人気のお店でも、まだまだ日本人には知られていないようで、日本語の店舗情報は見つかりませんでしたので、このページが少しでも参考になればと思います。

公式サイトはこちらです。


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