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RPAを5年間売ってきて感じること 

株式会社レゾナゲートから改めまして、
株式会社ソトラになりました47歳、3児の父の田尻です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。


1月は新会社をスタートさせてからアッという間でした。
そして非常に考えさせられる一か月でした。

何しろ、今から5年前の2019年にレゾナゲートの新規事業準備室で、私一人でひっそりと立ち上げたRPA事業が5年という歳月を経ていよいよ「株式会社」という形でイチからスタートです。
仲間も増えましたし、こんな私と一緒に仕事をしてくれてるメンバーには本当に感謝しています。

そして改めて、このメンバーと、
我々のRobo-SATというRPAサービスを
これから更にどんなサービスとして目指していこうかと考えていましたが、

『止まらないRPAサービスを目指す』


なんだかんだ言ってこれが一番大事だなという結論に至りました。

事業を始めた5年前ですが、
もともと私はシステム系の営業をずっとやってはきましたが、根っからの営業マンですし、システム設計などの知識もなく、プログラムも書けない、HTMLさえも触れない、システムサポートもやったことがないという、本当に無い無いづくしで始まりました。

メーカーからは「SEは2名以上用意してください。」と言われましたが、
当然ながら私一人なので、
何とかメーカーには理解してもらってスタートしたのを覚えています。

改めて考えるとかなり無謀な挑戦だった気がしますが、
人間やれば何とかなるもんです・・・

振り返ってみて、上手く進んだ要因の1つに、
『とにかく自ら手を動かしてRPAを操作したこと』が挙げられます。

お客さまが困っていることを自ら代わりに相当やってました。
それが凄く楽しかった。
RPAって仕事なのに楽しい。
これは結構いい発見でした。これならお勧めできると心の底から思いました。

ただ、この後です。

完成したロボットを日々動かしていると止まるんです。
とにかく止まる。
思ったようにRPAが動いてくれないんです。

何で止まる?
こんな些細なことでヘコたれるなバカタレ!

RPAを触ったことがある人ならメチャクチャ共感してくれると思いますが、人間だったらサクっとこなせる操作をRPAはとにかくすぐに躓きヘコたれます。
もうイヤになることは何百万回もありました。

でも、それを凌駕する
最後まで動いた時の感動とやり切った感。

まるで赤ちゃんが初めてテクテクと
歩いた時をみたような近い感覚。
「おぉ~」みたいな。

なので止まった時の虚しさ、

完成時の達成感とエラー時の虚無感


ここの折り合いをどう自分の中でつけるかは、RPAにおいてかなり大事なポイントです。

仕事の達成感や、やり切った感を感じることは案外多くはないので、RPAはそれを感じ取りやすい仕事だと思いますし、パズルのような側面もあってハマると本当に面白いです。

だから色んな方々にチャレンジしてもらって、この達成感を一緒に味わって欲しいと
今も思ってますし、そのお手伝いをすることが、我々の会社がやるべきことであると信じてます。

ですので、とにかくRPAは途中で止まっちゃダメなんです。

RPAは止まったら『無価値』です。


じゃあ、止まらないためにどうしていくか?
今、社内メンバーやメーカーのSEなど関係者を巻き込んで、
本気で考えています。

正直なところ、完全に止まらないは難しいと思うので、
止まっても直ぐに分かる、もしくは復活できるというのが、
現実的な対応策になる気がしています。

そのためにまずはお取引先にお願いして、
RPAから発行されるログをリアルタイムで取得して、
計画的かつ再発防止をお客さまと一緒に考えることができる
ような具体的な仕組み化を進めていきます。

止まらないRPAは本当に価値が高いサービスです。
24時間働いてくれる社員と同じですから最強です。

我々ソトラの目指す一つの形は、
『止まらないRPAを提供すること』です。


AIを活用して、先回りしてくれる仕組みが充実してくれば、
不可能ではないとイメージしています。

なんか楽しそうだなーと共感してくれる方がいたら、
今仲間を募集しているので、ぜひ一緒に働きましょう!

[完]


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