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ピュア

明日には忘れるクレアおばさんのこさえたきのこシチューの風味

絶え間ない恋文を書く闇の中 風の喩えに砂を噛む君

空見上げここから行こう空っぽの終着駅に恋を置いたら

直球の告白文を春風の強さに乗せて飛ばすルーキー

夕暮れが今日に迫った一つだけよいをみたなら歌にして焼け

「傘の柄が顔に見えたの」見慣れない一年生は四月の詩人


#短歌 #創作 #アクロスティック #詩

#折句 #チョコバット #ユキヒョウ

#きのこシチュー

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