観戦!1月27日 Wリーグ 東京羽田vsENEOS[酔狂自己満籠球備忘録(SJBB) #12]
さいたまブロンコス、東京羽田ヴィッキーズ、(たまにアルバルク東京)を応援している凡人が、自分のためだけにバスケをいろいろ語りまくる気まぐれ連載企画、酔狂自己満籠球備忘録(SJBB)。
4週連続バスケ観戦の最終章。
1月はわりと動きやすいので来年も企画したいです。
そもそも今回は開催が延期となって会場も変更となっていた試合だったので、たまたま休みもとれて行けたのはありがたかったです。
どうでもいい代々木第二の思い出
というわけで来ました!
1月27日、金曜日のナイトゲーム。
代々木第一は昨シーズンのファイナルで行きましたが、代々木第二はなんと12シーズンぶりに足を踏み入れたので、感慨深いものがありました。
記憶が間違っていなければこの日以来の代々木第二参戦です。
2009年10月30日 JOMOvsシャンソン
ときどきいろんなところで書いてるのですが、2021年にバスケ観戦生活を再開させるまで約10年前後の空白期間がありまして、その前の90年代後半から00年代にかけてはバスケをいっぱい観に行っていて、代々木第二は何度も通った場所でした。
そしてもうひとつどうでも情報。
東京羽田ヴィッキーズを応援し始めたのも昨シーズンのことだったのですが、昔、エバラヴィッキーズの試合を観た記憶があるんですね。
で、今回代々木に行くにあたって、あれは一体いつのことだったのか、思い出すための本格調査に乗り出しました。
記憶を辿っていっても結局確信は持てないのだけれど、消去法で考えていくと、多分これかなって思ってます。
2007年11月3日 W1リーグ エバラvs三菱電機
学生時代にファンだった橋本和子さんが見たくて行ったんです、多分。
試合内容とか橋本さんのプレーとかは全然記憶にないんだけど、その時に感じたことで、でもけっこう鮮明に憶えていることがあって。
エバラヴィッキーズの応援団が声を張り上げて声援を送っているのを見て、どうしてこの人たちは、弱いチームをこんなに一生懸命応援しているのか、本当にわからなかった。2007年の記憶です。
あれから15年。自分がそのチームを一生懸命応援しているのだから、人生はおもしろい。
2023.01.27 東京羽田vsENEOS
レンズだけ持ってきてカメラを忘れたため、ケータイと、肉眼での撮影のみでした。
もともとそんなに写真にはこだわってないので、これからもこのスタイルで良いかなと思っています。
カメラはもう引退。
色紙キーホルダー、買っちゃいました。
この手のシークレット系は基本手を出さないのですが、これは買いますよ。
だって絶対ヴィッキーズの選手が出るんだよ。ハズレなしだよ。
大当たりは出ませんでしたが、当たりがふたつ。ありがとうございます。
シュンは昨シーズンのユニフォームですね。
迷ったけれど、選んで後悔することはないだろうと思ってベンチ裏に攻め込みました。
ホクロが確認できるくらいの距離感!終始ドキドキがバクバクでした。
ちなみに、代々木第二体育館のAEDは、入口付近とトイレ前にあるということがわかりました。
ベンチ裏2列目。
ときどきヘッドコーチやアシスタントコーチの声も聴こえてきたりして、緊張感が高まります!
試合は
1QからENEOSペース。
インサイドで優位に立ち、東京羽田はファウルが多くなって苦しい展開。ENEOSはみんなファウルのもらい方がすごく上手くて、東京羽田がチームファウルになった後もファウルをもらってフリースローでしっかり加点。ガード陣のスリーポイントも高確率で決まり隙がない。
2Qに入ってもENEOS止まらず。残り5分過ぎから少し盛り返して前半終了。
食らいついていきたい東京羽田に対し、3Q立ち上がりにもっかいしっかりスイッチ入れて突き放しにかかるENEOS、やっぱり強い。
この試合に関してはENEOSベンチメンバーも試合の流れに乗って、勢いが最後まで止まらず。
大差での敗戦となったけど、最後までルーズボールやリバウンドに食らいついて、たたかう姿勢を見せてくれたヴィッキーズ。
このチームはやっぱりタダでは終わらない。だからもっともっと応援したくなる。
試合後、外に出たら雪でした。
メリークリスマス!
次の日の試合
翌日はネタバレ回避配信で視聴。
この第2戦も前半から力の差を見せつけられました。2ピリで得点が止まってしまったのが痛恨だった。前半終わって22-45。
しかしやっぱりタダでは終わらない東京羽田。26点ビハインドから始まった4Qで猛追。
残4:40で12点差!「いけるぞ!」という雰囲気に。
星選手をコートに戻したENEOSに再度突き放されたけど、最後までハッスルし続けてルーズボールに食らいつき、残り8秒からスリーポイントを3本連続で決めて11点差で敗戦。
ENEOSのベンチメンバーが前日のように躍動していなくて、それはもちろんあるんだけど、最後までたたかう姿勢を見せてくれたヴィッキーズ、またファンを増やしてしまいました。
すごい幕切れだったけど選手たちは大盛り上がりするわけでもなくて、負けたから当たり前なんだけど、でもそういう姿がむしろ誇らしい。善戦で満足するならもっと喜ぶはずで、相手がどんな強豪であっても勝ちにいく気持ちがあるから、終わりよければ、、じゃなくてやっぱり負けたら悔しい。
どうしようもないミスが何本かあったのも事実で、上位チームに対してそうやって隙を見せていたらやっぱり勝てないし、そこは変えていきたいですね。
ちなみに、8秒で9点とったヴィッキーズ。
厳密には最初の樺島選手のシュートが放たれたのは10.5秒くらいでした。で、動画で確認すると実際にかかっていた時間はだいたい18秒。
つまりこれを40分の試合に換算すると、、。
残り2分からは時計が止まりますので、10.5秒で3本(3.5秒で3点)の計算でいくと、2分で102点。その前の38分間は18秒で3本の計算で、1134点、つまり1試合で合計1236点とることが可能という計算結果になります。
これが東京羽田ヴィッキーズのポテンシャルです。
ENEOSサンフラワーズ
強かったです。
このチームがここまで6回も負けているなんて意味がわからない。
高さもあるし、個々の能力も抜けているし、ファウルのもらい方とか、そういうところでも隙がないですね。リズムが悪いときに個人技でファウルをもらえると得点が止まることがなくて、良い流れがずっと続く。東京羽田も1対1でうまく守れてるシーンはあったけど、40分間の勝負になるとなかなか対抗できない。
観戦した第1戦ではベンチメンバーも躍動していてモチベーションの高さを感じました(第2戦では苦しんでいましたが)。
#10 渡嘉敷 来夢
いちばんのインパクト。多分生で観るのは初めてなんだけど、やっぱりすごかった。マジでWNBAだった。ENEOSのスタメンはみんなすごかったけど、このひとは突き抜けてました。
ファウルのもらい方。しっかり審判にもアピールして、審判を味方につける。翌日も同じ審判だから第1戦の序盤にそれがしっかりできると強い。
東京羽田の選手がちょっと危ないファウルをすると直接注意したりして、完全に試合を支配しようとしてくる。
前週は欠場していたのでまだ本気じゃないというか、余力がありそうだったけど、それでもしっかり得点とるし、リバウンドとアシストでも高い貢献度。敵ながらもっと見たくなる選手でした。憎たらしいほどうまくて、よく走るし、勝ちに貪欲。
#59 星 杏璃
第1戦では12得点、第2戦では22得点。
ENEOSの選手は高田さんとか宮崎さんもそうだけど、ドライブいくときに、絶対ファウルしないと止められないコースで入ってくるんですね。そういう上手さを感じました。スリーポイントも入るし。
登録はポイントガードで、ゲーム展開によってはしっかりとゲームメイクもしてます。ファウルは多かったけどディフェンスもすごかった。
東京羽田ヴィッキーズ
インサイドの守り方は準備していたはずですが、どうしてもファウルが多くなってしまったことと、ENEOSのスリーポイントが高確率で決まってしまったことで崩れてしまったかなと思います。
ENEOSのベンチメンバーに対して優位に立ち、もしかしたら、という雰囲気にできた第2戦。もうすこし早ければ、と思ってしまう。
レンさんも書いてたし、ファンの方もツイッターで言ってたけど、ここのところGAME2からとか、後半から、良いパフォーマンスができることが多いので、それが立ち上がりからできれば、と。GAME3の第5Qがあったら、ものすごく良いバスケができそうですね。
でも、振り返ってみるとシーズン序盤は逆だったんですよ。
第1戦は良くて、第2戦は息切れするような感じで勢いが止まってしまったり。
チームは生き物だから、こっちが良くなるとそっちがダメになったり、そういうことはあるんですね。いろんな経験を積んで、ちょっとずつ強くなっていくんだと思ってます。
#25 津村 ゆり子
第1戦では15得点でMIP。
復帰2戦目とは思えないくらい、むしろパワーアップして戻ってきた。
試合を通してハッスルし続けて、大差がついた試合終盤にもボールをもぎ取ってスティール。
土曜日の第2戦でも、最後2本連続でルーズボールを繋ぐシーンがあって、その流れが最後の3連続スリーポイントになりました。
Wリーグ界屈指のルーズボーラー。
シュンの旬を見た。これからも暴れまくってほしい。
#74 水野 菜穂
このひとのディフェンスはやっぱりすごい。ひとりで5人を守ってる感じ。
第2戦では初めてスタメンを外れたけれど調子が悪いわけじゃない。シュートタッチはむしろ良かったし、これからもっとやってくれます。
noteも毎週、試合の翌日にサボらずに更新。悔しい気持ちもあるのにしっかり文章で伝えてくれてすごく嬉しい。
ちなみにnoteで
#東京羽田ヴィッキーズ
検索すると、ほとんど僕とレンさんしか出てこないです。ふふ。
#20 鷹のはし 公歌
このひとを語らないとこの記事は終われない仕様になってしまっています。
スリーポイントを封じられても切り込んで決める。
得点はほぼ2桁に乗せる安定感。いつもワクワクさせてもらってます。
すごいスピードでずっと走り回っていて、試合終盤になっても、運動量も成功率も落ちない。表情も変わらない。
そしていつも相手ディフェンスをよく見ていますね。
どんどん進化する27歳。
去り際に至近距離で目を合わせて手を振ってくれたので、ドキドキが止まらなくて眠れなくなってしまいました。
これからもずっと追っていきたいし、ずっと応援し続けたい。
いつもありがとうございます。
永遠の推し。一生引退しないでください。
結局どこの席が好きなのか検証
1月は4週連続バスケ観戦。
ヴィッキーズ 0勝3敗
ブロンコス 1勝0敗
という成績でした。
①1月7日 大田区総合体育館初参戦
ここは2階席でも観やすいと聞いていたので、ベンチが近くに感じられるエンド方向の自由席で観戦。
過去のバスケ観戦ではあまりそういうことは考えなかったんだけど、エンドから観ると表情とかもわかりやすいから、なんかいい
↓
②1月14日 大田区総合体育館
前週よりもベンチ裏に近い自由席で観戦。
ベンチを観る楽しみにハマり始めている自分に気づく。
↓
③1月21日 所沢市民体育館
ここでもベンチ裏の2階席に陣取ってみました。
ヴィッキーズのベンチ付近で感じた楽しさを、ブロンコスでも感じられるかの検証。結果は成功でした。所沢のベンチ裏もアツくてあったかかった。
↓
④1月27日 代々木第二体育館
迷ったけれどベンチ裏に攻め込みました。
やっぱり選手が近くでドキドキ。キュンキュン。
しかし、上から俯瞰するような見方ができないため、慣れてないせいもあって試合自体は少しみづらいと感じました。
同じ目線だからこそわかることもあるので一概には言えませんが。
結論として、今までバスケ観戦ではむしろ避ける傾向にあったエンドからの観戦が、これからはなんか楽しみだぞって思っています。どんなふうにディフェンスしてるのかわかりやすいし、表情も見えるし。
ベンチが近ければなお良し。大田区総合体育館が理想形。
所沢みたいにエンド方向の席がやたら離れてたり、なかったりすると少々残念。
熱を感じたいときにはベンチ裏の後方の自由席。
キュンキュンしたい時はベンチ裏。大田区総合のエリア指定もそのうち体感してみたい。コートサイドもいつか叶えたい。
結局どこを観たいか、何を感じたいか、ということなので、対戦相手だったり、誰と行くか、にもよりますね。これからもいろんな席から楽しんでいきたい。
以上、どうでもいい備忘録でした。
ここからの東京羽田ヴィッキーズ
負けが続いているのに、チームが崩れたり、試合がグダグダになったりしないのが、このチームの凄いところ。いろんなスポーツ観てきたけどこんなチームは初めてです。
だから、試合を観てがっかりしたことがないんだ。それはすごいことだよ。
もしかしたら2007年のエバラヴィッキーズもそうだったのかもしれない。あの時は気づけなかったけど。
どんな試合でも勝ちにいくし、どんなに点差が離れてても最後までたたかう姿勢を見せてくれる。
揺るがない姿にファンも同調して応援するから、ホームゲームはみんながひとつになれる。もっともっと好きになってもっともっと応援したくなる。
ずるい。
さて。
ツイッターで勝率順というのを毎週アップしてるのですが、東京羽田は8連敗となり、目標としているプレーオフ進出に向けては、残り試合を全勝したとしても行けないかもしれないという絶望的な状況。
しんどいはずだけど、このチームは絶対に我々を魅了してくれるという確信があるから、再開後の試合も楽しみにしています。
このチームを応援していると、いつもこちらがパワーをもらえるし、ドキドキできるし、ほんとにいつもキュンキュンしちゃって困ってしまいます。
この歳になってこんな青春を感じられるとは思っていなかったな。
今月3回も現地で応援できて本当にしあわせでした。
また行きます。
それでは、僕が人生で何度も励まされてきたこの曲をお聴きください。大好きなチームに届けたい。
Wリーグは約1ヶ月の中断に入ります。
再開後、さらに成長した東京羽田ヴィッキーズに会えることを楽しみにしています。
スピッツ『ルキンフォー』
今日もありがとうございます。
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