海外での健康診断

私が米国から帰国してから早18年。 帰国後の健診は会社指定の診療所でしたが、退職後初めての今回はさいたま市赤十字病院になりました。

とても丁寧で、受診者をお客様扱いしているのに驚いたのはともかくとして、帰国後の健診で初めて触診がありました。
お腹・リンパ節等の触診でしたが、帰国当時「何故日本では触診をしなくなったんだろう?」を思ったのを思い出しました。

米国の健診では、肛門から指を入れて前立腺と直腸がん、立たされパンツを膝まで下げて両睾丸、乳房を丁寧に揉んで乳がん、等が健診の標準のようでした。
若い女医さん(現地の日本人)に睾丸を長い事いじられて反応してしまった事もあります。(顔をそむけて続けてた(笑))
そう言えば風邪をひいて医者に行くと、金袋をつまんで「咳をしてみろ」という事もありました。

触診でみつかる疾病も多いはずですが、日本の医大ではいつから触診を教えなくなったのか、不思議です。
ふと、米国に赴任後初めての健診で「肛門に指は嫌だ」と暴れた同僚がいたのを思い出しました(笑)

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