整体師の選び方

医療関係の相談を受けて「整体師」をお勧めするケースが続きました。「海千山千なので気をつけて選ぶべし」という中で、選び方のヒントをお伝えしたり実際に選んであげたりしますが、そもそもどうして「海千山千」なのか、背景を調べてみました。

整体師の国家資格は2種類。 専門学校に3年以上通い国家試験に合格すると「柔道整復師」・「あん摩マッサージ指圧師」を名乗れる・・・かなり難関のようです。
一方の民間資格には色々あり、最短だと2ヶ月で卒業という学校も。 国家資格2つの名称以外なら自由に名乗れる・・・要するに学校を出ていなくても整体師を名乗って問題ないようです。

そういう中で私達はどうやって整体師を選べば良いのか?
「整体師」とは「関節・骨格の歪みを矯正する」が中心部分のようです。

ですが私がお勧めする整体師は、東洋医学の考え方「人間の体を、異常のある部分だけでなく全体の繋がりの中で診療をする」を実践してくれる人。 腰が痛い患者でも、腕手指・肩首・脚や、血流・体温・内臓等、そして心の状態までを診て真の原因を探る、西洋医学とは異なるアプローチになります。 更に西洋医学の薬の知識等を蓄積していればベター。
本当は医学部を出て医師免許を持った上で東洋医学を学び、実践している先生がベストなのですが、こういう医師は診療費が高いか、なかなか予約がとれないか、のようです。

チェーン展開をしているような整体院は雇われ整体師(サラリーマン)が多く、レベルが高いとは言えないと思います。
院長先生が一人で(または子飼いの弟子1~2人を使って)人助けをするのが楽しみ、みたいな人を探すと・・・結構みつかります。

このような整体師を含む東洋医学の先生は、血圧・血糖値・コレステロール値を下げる、のような西洋薬を飲み続けることが、様々な体の異常の原因になっている、と考えているようです。
私の整体師の先生は、「医者が薬を過剰に出すのは診療報酬の点数を稼ぐ為に仕方ないこと」と呟いていました。

もちろん私は医者でも整体師でもないので出来ることは限られますが、もしお困りの方がおられましたら、情報の提供と「私ならこうすると思う」というヒントをお話することは出来ます。
ホームページの「お問い合わせ先」からメールを頂ければと思います。

私のホームページ:
https://robinfujiwara.sakura.ne.jp/hp/index.php/
(または、「アルパカ 藤原博行」で検索)

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