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Self- taken (立冬の朝:自撮り)

故郷の日の出

暖かな立冬になってしまった。2023年の立冬は11月8日。暖かいが朝夕の影は長くなった。日差しも風も冬に向かい変わりつつある。

冬至はなじみの深い言葉だったが、立冬はなじみがない、立春は何度も聞いた。
「立」の字には“新しい季節になる”という意味があるので、立冬は冬の初め、冬が始まりとゆう。今日から冬が始まる。

日の出に背を向けて道に写る自身の影を自撮り(?)している。自撮りだと
自分の姿を映すようだが、影も自分自身、ロベルトの自撮りは”足長が爺さん”だ。足の長さにコンプレックスを持つものが長く伸びる足(の影)を嫌いなは訳がない。
40年前エベレストに向かい、エベレストの山頂まで届きそうな自分の影を自撮り(?)していた。40年たっても、同じことをして喜んでいるいる。人は変わらないもんだ。ただ同じことをしているのは理由があるはずだ。

シーン1

エベレストを見上げる


40年前の自撮り

エベレストをネパールから見る機会があった(1980年)。街中では、手足の無い人や物乞いする人がおおくみかけられた。そんな時間は忘れたくてエベレストの朝焼けをいそいで見に行くことにしたのをおぼえている。朝は寒いのでホテルの毛布をポンチョ代わりに肩にかけ、ポカラの街まで出かけた。

カトマンズ―の街(1980年)

エベレストの頂上まで届きそうな自分の影を見ながら、その先にエベレストの頂上を拝む。10年前、中国側から天山山脈を遠くに見ていたが、その時は“ポカラ”から見たエベレストを思い出していた。ポカラは今では美しい山や湖などの自然に囲まれ、その上たくさんのカフェやレストランが並んでいるようだ。もう一度行きたい場所だ。

シーン2

それから30年、故郷の田んぼの真ん中で、同じように長くなった自分の影絵を映して面白がっていた。

暑かった夏がやっと終わりそうだ。細く長く伸びる自分の影に秋風を感じる。

人の癖はかわらない。(人はなくて七癖)
オレンジ色には元気を生み出す力があることをしる。夕日や朝焼けは、気持ちが落ち込んでいるときに癒しとなるいろであり、元気のいい前向きな人も元気にする。 なんだ、何方の人も救うんだ

1975年ノールケープの夕焼け。一人旅につかれていた(?)


ネス湖の夕日(1978年)
アマゾンの夕日(2010年)


故郷の夕日(2020年)







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