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大学生すずねのロバートでインターン始めてみた
♯05編集基本の「き」
こんにちは!
前回のnoteでお話をした「タブロイド制作」が遂に動き始めました。制作が始まるにあたって、以前ロバートで講師として登壇していただいた編集者の中澤さんに構成や企画内容を監修、ご指導していただきます。今回は中澤さんとの打ち合わせ内容や、教わった編集基本の「き」についてレポートしていきます!
刊行物を作るにあたって
タブロイド制作での座組みは以下の通りです。
・編集長 新野さん
・編集 すずね
・アートディレクター(以下AD) 株式会社SLOW 奥谷さん
・デザイナー(以下D) 株式会社SLOW 伊澤さん
私は新野さんから指導を受け、編集をすることになりました。新野さんが表現したいタブロイドのイメージをどう伝えるか。私やADの奥谷さんはそれをどのように受け取って制作していくか。私にとっても新野さんにとっても大きな挑戦となるプロジェクトです。
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編集アドバイザー
打ち合わせをして下さった中澤さんは、今回編集アドバイザーとして私たちに編集のいろはを教えてくださいます。
編集会議にも定期的に参加して編集のお作法をご指導くださるそうです。
▲中澤さんが登壇して下さったイベント「学校じゃ教えてくれないクリエイティブなはなし」
編集基本の「き」その1:スケジュールの切り方
中澤さんに教わったこと1つ目。刊行物を作るにあたって、まず1番最初にすることは、スケジュールを切ることです。発行開始はいつにするのか、そのためにはいつ頃には入稿していないといけないのかを逆算していきます。ある程度つくりたいスケジュールや大きさが決まったら、それを印刷業者に共有して、見積もりと印刷スケジュールをたててもらいます。ここで大切なことは、関わるメンバーに共有スケジュールは、印刷スケジュールと違ってサバを読むこと。他の仕事が予想以上に忙しくなった時や、関わっている人が提出日を守らなくなったときのために、1〜2週間余裕を持ったスケジュールを組みます。スケジュールが完成したらADはもちろんのこと、取材先やイラストレーターなどアサインしている人には幅広くスケジュールを配ります。
タブロイド制作に関わる方々にスケジュールを把握してもらうことでみんなが締切を意識し、制作をより円滑に進めることができます。
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編集基本の「き」その2:定量的視点と定性的視点
教わったこと2つ目は「定量的」と「定性的」というビジネスワードです。中澤さん曰く、編集長にはこの2つの視点を意識しながらタブロイドを作って欲しいとのこと。
「定量的」
これは編集者の視点です。物事を数値で表せる事柄のことです。スケジュールや予算、売り上げなどロジック的なことで、なぜこのデザインにしたのか、常にヨリの視点で見ることが大切です。
「定性的」
こちらはAD・Dの視点です。物事の数値化できない部分に着目して捉えることを指しています。こちらはロジック的ではなく、言葉で表すのは難しい感覚的なものです。イケてるデザイン、遊び心のあるデザインは定性的な視点になります。
また理想の完成形に近づけるために、編集長は両方の視点を行き来しながら物事を考えて行かなくてはならないのです。
さいごに
これから、タブロイド制作を通して学んだことを随時、noteに書いていきます。
このnoteを読んで、私たちが作るタブロイドがどのような過程を踏んで作られていて、たくさんの人たちとのコラボが生まれているのか、完成したものからでは伝わりきれない裏話もどんどん知ってもらえたら嬉しいです。
創刊号を納得がいくものにするために、限られた時間のなかで全力を注ぎたいと思います。
また、私は後書きを書くことになりました。私はタブロイド制作では編集の立ち位置なので、1つの企画として私も文章を掲載することができて嬉しい気持ちでいっぱいです。編集者でありながら学生でもある稀有な役回りの私だから言えること、感じたことを私ならではの目線で書きたいと思っています。
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