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水のモチーフ

緊急事態宣言が段階的に解除され、展覧会の開催が現実的になってきたので、水彩画展「AND I wrote my happy songs」の情報を公開しました。

べつに川や海のすぐ近くで生まれ育ったわけじゃないけれど、絵画でも写真でも、私の作品には水が多くモチーフとして現れます。「現れます」とひとごとのように書きますが、実感としてそういう感じなのです。

心当たりがあるとすれば、実家に大きめの池があったことと、小学生の頃、よく釣りに行ったことでしょうか。

とくに釣りは、私の精神構造に、もしかしたら大きな影響を与えていたのかもしれません。

釣りをしたのは、もっぱら川か沼。うきを見ながら、何時間も過ごします。その間、いろいろなことを考えるけれど、なんとなくいつもうきにゆるく集中している。

それは、今思えば瞑想状態そのもの。もちろん魚が釣れれば楽しいけれど、その一見ぼーっとしている時間が、実はすごく大切で、心地よかったのです。

自分で描いた絵を見ながら、どこで見た景色なんだろと考えていたら、そんなことを思い出しました。

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