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信州戸隠トレイルレース60km

スタート〜第1エイド
マフェトンの効果を楽しみにしてのスタート!
体があまり動かない。ウォームアップしたのに筋肉がついてこない?やっぱマフェトンダメ?と早速心が揺れる。まぁ仕方なしとスキー場ゲレンデ登りを心拍上げないように走る→結構遅い。遅いがマフェトンを信じて進む。それにしてもジョギングくらいの遅さ。なんなんだ?心拍気にしすぎ?でもここはマフェトン信じて、とにかく心拍が上がりすぎないように走る。のだが、振り返ればストライドやケイデンスを調整したりする引き出しが少なかった?兎に角心拍だけ合わせる事考えるとスピードが出ない。出ないのにリズムに乗れずどんどん心肺がキツくなって心拍上がってくる悪循環。ぴーかんの晴天に高い気温が水分をどんどん要求し、最初のエイドまでが22kmと長いので水もセーブしなきゃという事で「今日はマフェトン始めて間もないから、まぁお試しで大切なのは結果より心拍コントロールでどうなるかのデータかな」などと弱い心が動き出す。まさかと関門タイム気にしてなかったが、CP少し前で急がないとと促され、焦ると同時に「今日はテスト〜」モードに。

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MBでもそうだったが速い段階で関門厳しくなると、その後の全ての関門が厳しくなる。そして心がゆらゆら揺れる。もちろん動き続けるんだけど、スイッチを入れないとペース上がらないし結局間に合わなくなる。第1関門で補給して渋々次に向かうのだが、ここでもある意味強い心でマフェトン守って心拍を130くらいに抑えて走る。ほぼ平らな走りやすい区間なのだが、遅い!5kmくらい進んで心がキレる。fuck Mafetonこんなのじゃ間に合わないじゃないかと。そして猛烈にペースアップしてみる。250段の階段もアクセル全開で駆け登る。あれ?全然行けるやん?!心拍はマフェトン指定は超えてるけど150くらい。しかも登りもガンガン走れる。これはいいや、どんどん行っちゃえと。たまに心拍計見るんだけど150-180行ったり来たりで、レースはレース、練習は練習と考え改めて可能な限りのスピードで行く。結局その後の関門全て数分前到着で、表記より距離もあったので念のためとガンガンスピード上げて行くもんだから、結構キツイ。そんな中、階段以降股関節引き上げるを思い出して走ると結果前傾姿勢強まって、筋力使わず省エネで走れる事を再確認。もちろん心拍は上がってるのではぁはぁぜぃぜぃしんどいのはシンドイ。頭に来る。関門間に合わなかったらタバコ辞めてやると心に決める。時代の流れに流されるのが嫌で?絶対辞めなかったタバコだけどUTMBリベンジの為なら仕方ないと誓う。でも何故だか、めちゃめちゃシンドイけど絶対間に合う事が薄々分かっていた?ひたすらひたすら走る。途中ですれ違う人たちに励ましていただき、また他のランナーにも頑張りましょうって声かけあったり。名前も知らないランナーだけど、同じ苦しみを乗り越えようと頑張ってる仲間?みたいな感覚でお互い励ます毎度のトレラン、そういう所が大好きです。
そんなこんなで苦行のようなラスト38km!をなんとかクリアして制限時間15分前にめでたくゴール。負けない習慣を取り戻す。



途中色んな実験をしてみた。どうやったら急な下りが速く行けるか?どうやったら登りでスピード落とさず行けるか。本日の収穫は全ては股関節の引き上げ集約された。何故だか理由は不明だけど、股関節引き上げると下りの着地もソフトになる?(急すぎるところではまだ出来ないが)登りもゾーンハマる所あって、いい感じで行けた(そのゾーンと言うのが腰や骨盤、ケイデンス、ストライド、心拍などいい感じで噛み合う状態なんだろうと言うのが分かったが、まだサイエンス化〜再現性の担保までされてるか不明)
他のスポーツでも似たところあって、一度正解を体験できたら、後は再現性高める事にフォーカスという意味で、正解を体験できた事が1番の収穫かなぁと。後からGPSウォッチでデータを分析して驚いたのだが、たまに200とか超えてるけど、概ね心拍は高めで安定していた。しかもしんどいけどまだまだ行ける感覚があった。という事はマフェトンの公式で導かれる僕の無酸素スイッチ入る閾値が130とかじゃなくもっと高いって事?これは要研究。明日からもマフェトン続ける事を心に誓い、帰路についた。新幹線は爆睡。そして関門タイムオーバーならなかったので、禁煙はお預け!
なんだけど、翌日から筋肉痛が凄すぎてマフェトンペースのランも1週間まるまる出来ませんでした。筋疲労もガッツリ残って、翌週の箱根外輪山一周トレーニングスタート時にも足が重たい状態からスタート。。。オッサンの身体?!



UTMBに向けてあと11ヶ

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