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22.ロアッソ熊本はいいぞ!(概要編)

1.はじめに


こんにちは!
今回は、ロアッソ熊本を"サポーター目線"で紹介してみたいと思います🤗

『ロアッソを生で(スタジアムで)見た事が無い』

『ロアッソに興味はあるけど…』

『観戦から遠ざかっている』

といった方々の目に留まり、1人でも多くの人がスタジアムに脚を運んでもらえるきっかけになったり、楽しみ方の参考になってくれたら嬉しいです😁

今年のロアッソは、J3からJ2に復帰した初年度ながら、かつてない程に"J1昇格を見据えた戦い"が出来ています。

今回は、ロアッソ熊本について「概要編」、「スタジアム・チケット編」「魅力編」の3部構成で勝手に紹介していきたいと思います🤗

クラブホームページでも、情報をまとめられていますので、そちらでも確認できます。

2.サッカーの魅力

まずサッカーの経験の無い人にとっては、「ルールが分からない」という声が聞かれます。

確かに、オフサイドや様々な判定は一瞬の出来事であり、初見では分かりにくいかもしれません。私の父親もサッカーの知識はゼロでしたが、いつの間にか戦術的な話をするまでになっていました。つまり、細かい事は後から覚えるとして、とりあえずまずはスタジアムに来て欲しいなと思います!(笑)

生で観戦する事は、テレビで日本代表のサッカー試合を見るのとはまた違った、熱気に帯びた空間を味わえると思います。

また、他の競技に比べて「得点が入らない」と言われる方もおられます。確かに、得点が入らずに試合が終わる事もある競技です。だからこそ一点の重みがあり、喜びが大きい。ゴールが決まった時のスタジアムの歓声は日常では味わえません。

私が初めて観戦しゴールが決まった時、"スタジアム全体が揺れた"ように感じ、鳥肌が立つほど感動した事を覚えています。更に、得点の差が生まれにくいからこそ、試合は最後まで分かりません。わずか数分間で2点、3点と得点重ねる事も不可能では無く、最後まで勝負はわからない。これも他のスポーツには無いサッカー観戦の魅力かなと思います😄

3.Jリーグとは

【開催形式】

Jリーグは、プロサッカーのトップリーグに位置していて、3部にカテゴリー分けされています。J1リーグ18クラブ、J2リーグ22クラブ、J3リーグ18クラブの合計60クラブで構成しています。それぞれ、ホームとアウェイを2巡して試合が開催されます。

勝てば3、引き分ければ1を勝ち点として加点され、その合計数の多さが順位に反映されます。
またもし、勝ち点の数が並んだ場合には、得点数(+)と失点数(−)の合計の差(得失点差)で、+の数字の多いチームが順位で上に立つ事ができます。

そしてリーグ戦の最終順位により、優勝や昇格、プレーオフ進出、降格などが決定されます。

ロアッソ熊本が属しているJ2では、3つのクラブにJ1昇格の可能性があります。1位と2位のクラブは、その順位が決定した時点で、無条件に昇格が決まります。(厳密にはクラブライセンスの認定などが必要)

そして残り1枠は、3位〜6位でトーナメントで対戦します(昇格プレーオフ)。そこで勝ち上がった1つのクラブが、J1で16位のクラブと入れ替え戦に挑み、勝者が来季のJ1出場の権利を掴み取ります。

【開催期間】

春秋制(春に始まり秋に終わる)の日程で開催されます。ざっくり言うと、2月末頃開幕して、11月初め頃に閉幕します。今季のロアッソ熊本の場合は、ホームゲームの10/23日の横浜FC戦がリーグ最終戦となります。

【試合形式】

前半45分、ハーフタイム15分(休憩)、後半45分で争われます。試合中の反則行為(ファウル)や怪我の処置等で、審判が試合の進行を中断した時間などによって、追加時間(アディショナルタイム)が数分間設けられる場合もあります。

季節の気温に応じて、春先や秋は日中(13時頃〜)開催、夏場は夜間(19時頃〜)開催となっています。

試合間隔は、おおむね週に1回(土曜日か日曜日)で、時折平日(水曜日など)も開催されます。

4.ロアッソ熊本とは?

概要

2005年、アルエット熊本というクラブチームを前身として、ロッソ熊本(2007年にロアッソ熊本へ改称)が発足。2007年に当時属していたJFLからJ2へ昇格を果たし、2008年度よりJ2リーグに参入。その後、2008年〜2018年までJ2で奮闘するも、2019年にJ3に降格。2021年にJ3優勝・昇格を決め、2022年からJ2への復帰を果たす。

歴史



ーJ2参入、そしてJ3降格ー

一部上場企業の様な巨大スポンサー契約や、親会社を有する様な都市クラブと異なり、地場企業の支えを中心とした中で、ロアッソ熊本は運営されてきました。

元日本代表選手などのベテラン選手や、他クラブからのレンタル移籍(移籍金はかからないが、活躍すれば1年で返却される事も…)などで、チーム強化を図りながらJ1昇格を目指し、およそ10年間J2の舞台で戦ってきました。

そんなふうに、"ただひたすら上を目指して戦っていたはず"でしたが、その後J3リーグが設立され、全国各地にサッカークラブが誕生する事に。その様な中、ロアッソを上回るような予算規模の新興クラブも出てきて、徐々に対抗できずにJ3へ降格。立て続けの残留争いからの降格という事実は、悔しさもありましたが、受け入れざるを得ない状況であったとも思います。

1年でのJ2復帰を掲げましたが、3シーズンはJ2復帰を果たせませんでした。(2019〜2021年)

ー現在(J3➡︎J2)ー

2018年頃より、大卒新人やロアッソの育成年代(ユース)からの選手登用が目立ってきました。これは若手育成型にチーム強化方針をシフトした事を意味します。一見、"無名選手"にも思えるような選手達でしたが、積極的に起用する事で成長著しく、そこで活躍した選手は、J2やJ1クラブにステップアップする選手も。その様な選手が去った後も、新たな選手が活躍するといった好循環が生まれ、人件費に何倍も差がある他のクラブとも渡り合っています。現在は22チーム中、昇格プレーオフ圏内の6位(8/24現在)につけています。

5.現チームの特徴

監督として甲府のJ1昇格(2015年)を成し遂げ、また日本代表コーチなどを歴任した大木武監督のもと、90分間攻守に走り勝つサッカーを展開。また、"阿吽の呼吸で連動するパスサッカー"のスタイルは、他チームからも一目置かれる様な戦いが出来ています。

ロアッソユースや、地元高校出身選手が多い事も特徴だと思います。正直、「知らない選手ばかり」と思う人も多いと思います。ただ、そんな若くて無名の選手達が、"有名選手や強力な外国籍選手を有するクラブに打ち勝って、そして有名になっていく。それも、十分魅力的な事だと思いませんか?"

まぁ言い換えれば、「お金が無いから自前で育てる」とも言えますが、"それが簡単に出来るなら、どのクラブでもやっている"と言う事。

J3への降格は経験しましたが、時間をかけて辛抱強く取り組んできたクラブのチャレンジが、ようやく実を結びつつあるのだと思います。それを実践し、結果に繋げているロアッソは本当に凄いと思います。

とはいえ、これからも多くの苦難が待ち受けているとも思います。それでも、より応援のしがいや、育てがいのあるクラブに変化を遂げてきていると思います。

6.最後に

ロアッソはJ参入14年。J1昇格という夢を掲げながらも、J3に降格してしまうなど、これまで悔しい思いをしてきました。長く応援しているサポーターにとっては、「弱くても応援する」、「弱いからこそ応援する」といった人が多いと思います。

しかし、今年のロアッソはそんな弱肉強食の世界で、9/27日現在4位(22チーム中)!J3から、J2に再昇格を果たした1年目で、過去最高順位でシーズンを終えようとしています。

夢物語と思っていた『J1昇格』さえ掴み取る事が可能な順位にいます。

ロアッソ熊本はちゃんと強い!!

是非、熊本県民の方にも脚を運んで頂いて、一緒に応援して欲しいです🙇‍♂️

何より、スタジアムに脚を運ぶサポーターの多くにとってロアッソを応援する事が"生きがい"だと感じていると思います。それだけスタジアムは魅力ある場所。その素晴らしさを多くの熊本の人達と共有できたらと思います。

きっとスタジアムでは、より"熊本"を感じれられると思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました😁

皆さんで、ロアッソ熊本をスタジアムで応援しましょう🔥!!!

熊本の皆さん…『ロアッソはいいぞ😙!!』

『スタジアム・チケット編』


『魅力編』

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