Ⅰ.就活の始まりは「とりあえず自己分析」からではないと思う。

はじめまして。

最近ブログを始めたかんちゃんです。
コロナという社会情勢の中初めての就職活動を行い、
無事大手メーカーの内定を頂くことができました。

終わったばかりの生の声を、これから就職活動をする大学生に届けたいと思います。

しかし、自分の体験談を輝かしく語るつもりはありません。

失敗したこと・やってよかったこと・悩んだこと全てをまとめて、
少しでも役に立てるような内容に仕上げ、
これから頑張ろうとしている人の支えになりたいと思っています。

1.就職活動のゴールとはどこなのか。

これから就職活動をしていく中で色々な意見を聞くと思います。

「とりあえず色々な企業を見るためにインターンはたくさん出そう。」
「裁量権が欲しいならベンチャーが向いてるかもね。」
「長期的な視野を持って、自分のキャリアをもっと考えよう。」
「就活の軸が深められてないから、自己分析をしたほうがいいかな。」

などです。

では、これらの意見の先にある就職活動のゴールとはどこなのでしょうか。

僕が4年間大学生活を送り、就活で色々な社会人と話した結果、
大きく2つのゴールがあることがあるのではないかと思っています。
(ここから先は、企業に入ること=内定と考えます。)

それは、
①理想のキャリアへの解を導くこと(内定はゴールではない派)
②行きたい企業に入ること(内定がゴール派)

です。

これらの意見が入り混じった状態で色々な話を聞いてしまうため、
就活始めたばかりの学生はパニックになってしまうかもしれません。

しかし、結局は、どちらも正しい意見だと思います。

春の履修期間を思い出してください。

「この授業、大変だけどタメになりそうだから取ってみよう。」
という人も、
「とりあえず楽単を取って授業切りたい」
という人もいますよね。

それと同じです。

では、テスト前を思い出してください。

どれだけの人が「タメになりそうだから」という気持ちで
勉強しているのでしょうか。

ほとんどの人が、
春の初心を忘れ、「まずは単位を取る」ために勉強していると思います。

少なくとも僕にとっては、就職活動も同じでした。

つまり、
最終的な就職活動のゴールは「内定を取ること」になるということです。

もちろん僕も理想のキャリアについて何度も考えました。

しかし、それは本選考の前までです。

いざ選考が始まってしまうと、
ES・説明会・面接に追われ、
「早く内定をもらって、就活終わりたい」
という気持ちになります。

あくまで個人的な意見ではありますが、
「内定を取ること」をゴールにして、
これから先の内容を書いていきます。

2.有料記事にする意味

これから先の内容は、少額の有料記事にしたいと思っています。

色々理由はありますが、大きく2つあります。

①より頑張ろうとしている人に自分の経験を届けたい
②お金をもらうことで責任を持って記事を書きたい

僕も就職活動の中で色々な記事を読みました。
その中で大きな転機になったのが、ある有料記事を読んだことでした。
(今では無料公開されています。)

だからこそ、
ちょっとしたお金を払ってでも頑張ろうとしている人に
自分の知識を届けたいと思っています。

そして、
お金をもらうからこそ、責任を持ってより良い記事を書いていきます。

3.内定のためにやらなければならない3つのこと

企業から内定をもらう人に共通していることは何なのでしょうか。

僕の個人的な答えは、
「会社を辞めない理由」と「会社で活躍できる理由」
の2つを伝えることだと思っています。
(ある社会人の話を聞いたことがきっかけです。)

「志望動機」という言葉は何となく聞いたことがあると思います。
多くの人は、
志望動機=「○○に入りたい」という気持ちを伝えること
だと思っているのではないでしょうか。

僕も最初の頃はそんな風に思っていました。
しかし、就職活動を終えた今では、少し足りないと自信を持って言えます。

「プロアスリート」という職業を考えてみれば分かります。
どんなに「プロ野球選手になりたい」と思っていても、
「選手として活躍できる・こいつなら勝てる」と認められなければ、
プロのアスリートにはなれません。

本質は同じだと思っています。

内定を取るためには、
「その企業の社員として利益を生み出し、長い間活躍できる」
と認められる必要があるのと考えています。

そのために必要なことが3つあります。

①自分を知る(自己分析)
 ・価値観   Ex)「楽しいと感じること・やる気の源泉」
 ・能力    Ex)「今まで取り組んできたこと・成果」
②企業を知る(企業分析)
 ・会社の事業 Ex)「モノづくりで社会を支える」「ITで基盤を作る」
 ・社員の業務 Ex)「銀行員としての法人営業」「新規商品の企画」
③自分と企業を結びつける(企業選び/ES・面接対策)
 ・志望動機=会社の事業に共感している自分の価値観
 ・活躍理由=社員として活躍できると言える自分の能力

です。

今回は、「自分を知る」について考えていきたいと思います。

4.「自己分析」の先にあるもの

就職活動をしていると、
自分の価値観を言語化してみよう、もっと深めてみよう
と言われると思います。

果たして、「自己分析」とはなんなのでしょうか。

一般的には、
・モチベーショングラフを作る
・過去の経験を洗い出す
・色々な人から自分がどんな人間か聞いてみる
・理想のキャリアを考えてみる
などをするのだと思います。

もちろん、僕もしてきたことです。

しかし、その先に待っていることはなにか、知っていますか?

あくまで個人的な意見にはなりますが、
これらの自己分析の先にあるのは、
「自分についての説明が分かりやすくなること」
でしかありません。

「自分は○○な性格だから△業界が向いているのかもしれない」のような
企業選びの解には残念ながら結びつきません。

自己分析とは、
ただ単に「自分についての説明」を磨くことでしかない
と僕は思っています。
自分に合う企業を見つけることは別の作業なのです。

多くの人が(去年の僕も含めて)、
就活を始める一歩として、
とりあえず自己分析しているのではないでしょうか。

就職活動を終えた今、それは非効率だと思っています。

なぜなら、
・就活を始める時、1つの目標となる「インターンの企業選び」
・就活に出遅れた時、短い時間で行う「エントリーする企業選び」
には、遠回りになるからです。

ここから、効率的な「自己分析」の方法について書いていきます。

5.そもそも「自分の価値観を見つける」とは?

「価値観を見つけよう」と言われたことは一度くらいあると思います。

言い換えれば、
「価値観は無意識の中にあってすぐには分からない」
という風に解釈できます。

ここからその価値観を意識化させる方法を説明します。

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