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持続化補助金GET!美容室が採択されるための計画書「今後のプラン」の記載ポイント

1.持続化補助金GET!美容室が採択されるための計画書「今後のプラン」の記載ポイント~美容室が持続化補助金で店舗改装を実現! ~


 小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)は、小規模事業者が販路開拓や生産性向上のために行う事業を支援する補助金です。補助率は対象経費の3分の2~4分の3で、補助上限額は、通常枠50万円、特別枠200万円ですが、インボイス特例を使うとこれらに50万円が上乗せされます。

 しかし、補助金を手にするには、計画書の作成が必要であり、その作り方がよくわからないという方も多いでしょう。当補助金に応募するためには<経営計画>と<補助事業計画>を作成する必要があり、これらには、自社の概要、内部・外部環境、それを踏まえた経営計画、補助金を使った事業の内容とその効果などを具体的に記載する必要があります。

 今回の記事では、実際に当補助金に採択され、店舗改装を行った美容室の事例を紹介します。この美容室は<経営計画>「4.経営方針・目標と今後のプラン」をどのように記載したのでしょうか?

 そのポイントは、①経営方針を明確にする、②目標を設定する、③プランを具体化する、の3つです。この記事を読めば、採択の可能性が高い計画書の作り方がわかり、補助金の応募にチャレンジできるようになるかもしれません。ぜひ最後までお読みください。

持続化補助金GET!美容室が採択されるための計画書「経営方針・目標と今後のプラン」の記載ポイント①経営方針を明確にする

 同店は当欄冒頭に、美容のワンストップサービスを提供するといった内容の経営方針を掲げました。目標や今後のプラン、補助事業計画など今後の展開は、経営方針に沿って設定・立案することで、事業の一貫性が生まれ、効果が見込みやすくなると言えます。よって、まず経営方針を冒頭に示したことは、採択を引き寄せたポイントと言えるでしょう。

持続化補助金GET!美容室が採択されるための計画書「経営方針・目標と今後のプラン」の記載ポイント②目標を設定する

 同店は、顧客層を広げるといった内容の目標を記載しました。目標は自社が到達したい姿と言え、それを設定することによって、現状と目標のギャップが明確になります。

 そのギャップを埋めるために、今後どうしていくのかという内容が、次に続く「今後のプラン」ということになりますので、きちんと目標を設定したことも採択を引き寄せたポイントと言えるでしょう。

持続化補助金GET!美容室が採択されるための計画書「経営方針・目標と今後のプラン」の記載ポイント③プランを具体化する

 同店は、今後のプランとして、店舗を改装し、人材を雇用し、新規事業を立ち上げていくことを記載しましたが、店舗の改装は、当補助金を活用するため、補助事業計画に詳しく記載することとし、詳細な説明は避けました。

 反面、新規事業はどのような内容で、新たに採用する予定の人材はどのようなスキルがあり、どのような役割を担っていただくことになるのか、といった点を具体的に記載しました。

 このように、経営計画に記載するべきことと補助事業計画に記載するべきことをしっかり切り分け、経営計画に今後のプランを具体的に記載した点も採択を引き寄せたポイントと言えるでしょう。

 以上、美容室が持続化補助金で店舗改装を実現した事例をご紹介しました。この事例から、経営方針を明確にし、目標を設定し、具体的なプランを立てることが、持続化補助金の採択につながることがわかります。持続化補助金を活用して、ビジネスをさらに成長させましょう!

 なお、持続化補助金に応募するには、ここまで見てきた<経営計画>の他に<補助事業計画>も作成する必要があります。<補助事業計画>は、補助金を使う事業を具体化した計画であり、審査に大きな影響を与えます。中でも「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」は<補助事業計画>の中核を成す部分です。

 次回の記事では、この「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」の記載ポイントについて詳しく解説します。ぜひご期待ください。

【ロードサイド経営研究所ホームページ】

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