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[跳びしまBASEランナー編その2小川さん]もう一度!再出発する人のためのランニングチーム「Reista(リスタ)」の想い 

「なにそれ、ずるい〜!」と思わず、嫉妬したマラソン大会。

こんばんは!跳びしまBASE管理人みかん1号です。
ロサンゼルスで、なぜか毎日、跳びしま海道のことを考えてます。

9月オープン予定の、大崎下島の古民家「跳びしまBASE」。
マリリンこと柳澤麻里、ランナーで、チャリライダーで、バイカー。
みかん一号とは、ランナーとして繋がって、お互い、ロサンゼルスマラソンを一緒に走った仲。

そのマリリンが、ランニングを始めてから、ママ友から紹介されて入ったのが、「Reista(リスタ)」という、広島の西条のランニングチーム。

2月頃だったか、マリリンが名古屋ウイメンズマラソンの3回目の挑戦をする前に、みかん一号とclubhouseでオンラインミーティングしながら、ランニングのことやランチームReista のことを聞いてみた。

「いや、もう、私、ココにいていいんでしょうか?ゆうような、みんなランニング歴がすごいんよ」
マリリンは、2016年、私と知り合ったオンラインのコミュニティで、オリンピックを目指してガチに走っていた熱い男・まっちゃんと出会い、2016年に走り始めたランニング初心者だった。

「箱根駅伝走ったとか、学校も陸上の推薦で入ったとか」
聞くだけでアウェー感が目に浮かぶ。
「でもね、みんなすごい優しいっていうか、いい人ばっかりなんよねー」
体育会系の対極にあるようなマリリンが言うんだから間違いない。

「ふーん。でも、ええ人言うても、あまりにも漠然過ぎてわからん」
ええ人は、どこにでもいる。でも、ええ人は、みんな同じではない。
ええ人一人一人のええ人さの在り方というものがある。

あ、そうそう。思い出したように、マリリン。
「みんなでマラソン大会してくれたんよ!」
「….ようわからん。どういうこと?」

どうやら、2020年、コロナでオンライン開催となった名古屋ウイメンズマラソンで、大会のアプリをダウンロードして、エントリーしたランナーそれぞれが42.195キロを走って、その記録を送るということになり、その話をリスタのチームメイトに話したところ、
「じゃあ、いっそみんなでマラソン大会しようか?!」ということになったらしい。

「それでね、ランニングする人たちって、こんなに熱いん⁈って思うほど、みんなが本当のマラソン大会みたいに、エイド作ってくれたり、ゴールのテープ用意してくれたり、めちゃ嬉しかったんよぉ〜」
「え?マリリンが一人で走るのに?」
「何人か一緒に走ってくれた。途中から入って、走る人や自転車で伴走してくれる人もいたし」

コンビニの駐車にセッティングされたエイド!
アスリート達は、走ることと同じくらい
人を楽しませることにも真剣なのです

後で確認したところ、他のメンバーも、同じように、別のマラソン大会にエントリーしていて、彼らもまた、コロナによる大会のキャンセルとなり、フルを走り切りたいエネルギーを持て余し、リベンジマラソンをしたい思いの人が幾人もいた、ということらしい。

でも、チームの中で、おそらく一番ランニング歴の短いマリリンの、初めてのオンライン開催のランで、他の人たちが一緒に走る機会として、チームが一丸となって、このマラソン大会を作ってくれたというのは、想像に難くない。

そして、このランニングチームReistaを立ち上げたのが、小川智弘さん。
中学からランニングを始め、西条農業高校の陸上部にスカウトされ、高校で寮生活をしながら、陸上を大学まで続け、燃え尽きたという。
その小川さんがランで再出発する。

次回の「跳びしまBASEランニング編」は、小川さんのご紹介と、走る人たちの再出発について、書いてみたい。




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