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空撮:地形:上段(うわだん)台地(富山県立山町)

常願寺川と白岩川によって両側から削られた舌状台地で、細長く平野部に突き出ている。
これほどカッコいい舌状台地を他に知らない。先端の尖り具合がよい。その微高地に集落が形成されている。そして台地に登って行く街道に沿って街村が成立しているのもよい。段丘面には水田が拓かれている。

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この特徴的な地形によって、同町の平野部の地域区分は常願寺川扇状地面の「下段しただん」と段丘面の「上段」、そして白岩川流域の東谷に大きく3つに区分されている。

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【2022.01.06追記】
上段台地の雪景色を空撮してみた。
なんとなく風情はあるものの、崖の部分も雪で白く覆われて、台地の輪郭が曖昧になってしまった。高低差の表現も弱くなってしまったように思う。


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