やりたい事をやる人生とは?
好きな事や、やりたい事やるというのは、カテゴリーの扉の選択に過ぎないと思う。
音楽、スポーツ、映画、釣り、結婚、、そのジャンルの選択ってだけだ。
その扉を開け、進む事で、色々な挫折や苦悩、素晴らしい事や感動を知る。
どの道を選んでも、真剣に進めばイヤな事もいい事もある。
「最高の人生を歩むには、自分のやりたい事をやれ!」というのは勿論理解出来るが、やりたい事をやってる人生は、全てにおいて満足できる、完璧な人生という訳ではない。
その前提がある故に、落ちたり、失敗した時に「こんなはずじゃなかった、やりたい事をやれてない、こんな事をしたかったんじゃない。」と思ってしまう。
なんか、それはちょっと違うんじゃないかと思う。
結局はどの道でも同じなのだと思う。
「自分が愚直に、真剣に取り組む行為」が、「やりたい事」なのであって、そのカテゴリー(例えば、ここでいう音楽やスポーツなど)はなんでもいいのではないかと思う。
それよりも、凄い素晴らしいイメージを抱いて扉を初めて開けたその時よりも、もっと素敵なやりたい事に出会ったりする。素晴らしい事に出会ったりする。
それは、あなたが「やりたい事を志した年齢、ジャンルを選択した時」よりももっと深く大きな感動を知ってしまっているから。
その方が重要なんだと思う。
初心忘れるべからず、一番初めに描いたイメージを大切にする事も大事ではあるが、今あなたが心を動かされている事も、同じぐらい大切なのだ。
だから、どんな状況であれ今の自分に否定的になる事はない。
昔の自分があって、今の自分がいる。
もっと言えば未来の自分もいる。
その全てが最高になるように。「やりたい事をやる事」に縛られていてはいけない。
やりたい事をやっていても、やっていなくても最高な瞬間はあるし、最低な瞬間はある。
だから、やりたい事をやってるか否か?というロジックに縛られるより、もっと俯瞰で人生を見て、最高な瞬間を感じる為にはどうしたらいいか?を考える事の方が大切な気がする。
そのベースの思考が「やりたい事をやる事」であるのはわかるが、「やりたい事をやっていない時」でも最高な瞬間は感じれると思う。
今が終わり、ゴールじゃない。明日、来年、自分を振り返って見る答えが、今よりもっと素晴らしいモノであるように生きようと思う。
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