見出し画像

勝手にマイブーム~大江千里

大江千里というと、いまの若い人にはなじみが薄いのかもしれない。
自分が音楽を聴き始めた頃は最初の怒涛のような活躍期を追えていたこともあり、やや影の薄い印象を抱いていた。

ところが80年代から90年代初頭の彼は、それはそれは人気と実力を兼ね備えた若手シンガーとして飛ぶ鳥を落とす勢いであった。

まずは夜のヒットスタジオでのパフォーマンスを見てみたい。
自分が大江千里ってキャッチーだな、と思った最初の曲「おねがい天国」。

なんとなく、お顔立ちが地味めだから、こういうパフォーマンスをしていたとは想像もしていなかった。もっとおとなしい人かと。
でも、とても溌溂として下品でもなく、洗練さを保てていると思う。

イントロのピアノが印象的な「YOU」。
爽やかな印象とは裏腹で、なかなかに情熱的な歌詞である。

そして、名曲の名高い「Rain」。
ドラマを観ているような曲の展開で、何度聞いても飽きが来ない。

大江千里についてよく言われるのは、”昭和の星野源”というもの。
たしかに、歌を作って歌って踊って。ドラマやCMでも活躍されている点はまさにそのとおり。

でも、そうではないでしょう。
星野源が、”平成・令和の大江千里”なのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?