正確・丁寧に仕事を裏から支える人。自分の本当にやりたいことに向き合い、選択する人生
こんにちは、みぞっちです!
2023年6月からはじまった、仕事・人生に悩んでいるあなたへ、いろんな方からエールや、喝を送ってもらう、インタビューの記事の第三弾です!
早速今回のインタビューのご紹介をします!
今回のインタビュー相手は吉村佑子(よしむらゆうこ)さんです。
これまでに経験されたお仕事は、ライブハウスのスタッフ、Web制作会社、ブラジャー屋さん、コンサート運営会社など異色の経歴をお持ちです。
現在はアーティストのHPの管理、コンサートツアーのチケット・宿泊の管理、動画編集や、バックオフィス業務など、多様な仕事に携わりながら、バリ島を拠点に生活されています。
長年勤めた会社員を辞めて海外に移住したきっかけや、実際にバリ島へ移住し感じたことをお話しいただきました。
未来は不確定だから、やりたいことを今はじめた
ーバリ島に半年住まわれていますが、海外に住みたいと思うきっかけはありましたか?
高校生のときにフィリピンにホームステイへ行ったことがきっかけで、いつかは海外へ住みたいと思っていました。フィリピンが人生初めての海外でしたが、東南アジア特有の時間がゆっくり進む雰囲気に魅了されて。帰国後は自然と英語の勉強に力が入り、わかりやすく成績が伸びました。
しかし20歳から仕事中心の生活に変化し、最近まで海外に住みたかった思いを忘れていました。
ー海外に住みたかった思いを改めて思い出したきっかけはありますか?
コロナ禍になって「自分のやりたいことってなんだったけ?」と向き合う時間ができたからです。2022年当時に働いていたコンサート業界はコロナの影響で大打撃を受けてしまって。このままコンサートができる日常に戻らないかもしれない、会社がなくなるかもしれないと不安な日々を過ごしました。
コロナ禍になるまで十数年、考える暇もなく仕事をこなす日々。働いてから初めて時間ができ、自分と向き合う時間ができました。改めて考えると「海外に住みたい」という気持ちだけがありました。
「いつかは」と思っていたけど、未来はどうなるかわからないから「今行こう」と思い、会社を辞めてバリ島へ飛びました。
ー会社を辞めてバリ島に移住された決断力がすごいです。バリ島に移住されてから約半年が経ちますが、実際に住んでみていかがですか?
思っていた以上に楽しく過ごしています。バリ島に来てから撮ってもらった写真を見ると「私めっちゃ笑ってるな」と自分のことながら驚きます。今回が人生3回目の海外で、長期間海外に住むことは初めてだったので、最初はとても不安でした。
ただ思い詰めずに「ダメだったら日本に帰ろう」という心持ちで過ごしながら、クラウドソーシングの仕事へ応募。案件に落ちてしまったときは落ち込むことはもちろんありましたが、なんとか気楽に過ごせました。
何をやっても音楽に関わりたかった
ー過去は音楽関係の仕事が多いようですが、音楽関係の仕事はどうして始めようと思いましたか?
高校生の頃にバンドのライブを見て、音響の人かっこいいなと憧れたのがきっかけです。
もともと父が音楽の先生で、3人兄妹全員が幼稚園からピアノを習う家庭で育ったため、音楽は生活の一部でした。親が厳しかったこともあり、音楽の専門学校に進学するときや、ライブハウスへ就職するときは苦労して親を説得しました。
ー苦労してライブハウスへ就職されたんですね。ただその後、音楽業界を離れてWeb制作へ転職されていますね。
ライブハウスの給料が安かったことと、手に職をつけたいという思いからです。ただ転職してからも音楽の仕事に関わりたく、土日に単発でライブハウスの照明をしたり、東京の音楽関係の企業を受けたりしました。
東京の会社とは給料の折り合いがつかず、なぜかブラジャー屋さんへ転職します。それでもやはり音楽の仕事をしたいと思い、コンサート運営会社に転職。今回海外にくるために前職を辞めた時は、今後音楽関係の仕事には関われないだろうなと覚悟していました。
しかし、バリ島に来てから「音楽に関わる仕事がしたい」という思いが捨てきれなくて。無理を承知で、コンサート運営会社で関わっていた方に話をしてみると音楽に関わる仕事をいただけることになりました。バリ島で過ごしながらも、好きな音楽関係の仕事に関われてとてもうれしいです。
仕事が滞りなく進むように裏側で支えたい
ーユーコさんが仕事する上で大事にしてることを教えてください。
正確で丁寧に報連相といった基本的なことを徹底しています。
裏方の仕事が多く、人の間に入って調整するので、関わる人には気持ちよくスムーズに仕事ができるよう信頼関係を築いてきました。
表に立って仕事する人が滞りなく進められている姿を見ることに、やりがいを感じます。
ー仕事では報連相といった基本的なことが一番大事ですよね。ユーコさんの今後の目標を教えてください。
常に心穏やかに平和に暮らしたいです。会社で忙しく働いている時は、心に余裕がなくピリピリしていることが嫌でした。もちろん頑張らないといけない時はあるけれど、好きな仕事を楽しむ余裕を持ちたいです。
住む場所も仕事も、自分で決めていきたい。好きな仕事、やりたい仕事、頑張る仕事を自分で選べる環境で生きていきます。
新しくはじめても、経験してきたことはなくならない
ーでは最後に、自分の働き方に悩んでる人へ一言お願いします。
「迷っているなら、気負わずにやってみたら?」と伝えたいです。
私も長い間会社を辞めることは、怖かった。今までやってきた仕事、持っていた生活・環境が大事だからこそ、なくなることは怖いと思います。でも改めて「人生において、本当に大事なことなのか?」と考えてみてください。
改めて考えたら「私は今特に失うものはないじゃん」と思えました。何を必死に守ろうとしていたんだろうなと今では思います。
ー迷ってるならやった方がよいということですね。
「今のままでいいのかな?」と少しでも思うなら、引っかかっていることがあるはずです。
やらなくてもそれなりの人生があるので「やれ!」とは言えません。ただ、悩んでても変わらない。何もしなかったら65歳までそのまま、悩んでる間も時間は過ぎるのでもったないです。
私は長く勤めた会社を辞めましたが、30数年の人生でこれまでやってきたことで無駄なことは一つもないと信じています。辞めて新しく挑戦したことがダメでも、また違うことすればよいだけ。
人生は楽しく生きましょう。
ーユーコさんありがとうございました!!
ユーコさんへのコンタクトはこちらから↓
Twitter:@hi_jesse
Instagram:@yukoishere_
編集後記
ユーコさんはよく「何かに興味を持つことが少ない」と言われています。ただ、興味を持つとそこに対するエネルギーは膨大にかけられる隠れ情熱さんだと思っています。
迷っている人は気負いすぎずに、ダメだったらまた新しいことを始めるそんな気持ちでとりあえず一歩目を出してもらいたいなと改めて思いました。
ご協力ありがとうございました!
サポートありがとうございます!!咽び泣きます。とっても励みになります。これからもあなたの背中を押せるような有益な記事を作成したいなと思います!!