夏祭りにギャンブルの基礎を叩き込まれてた
毎日暑くて忙しくてすっかり忘れていましたが、もうすっかり夏祭りの季節ですね。
せっかくのお休みなのでお買い物と日課の体力づくりのために自転車を漕ぎ出してちょっと遠くに出かけたところ、お祭りの賑わいで浴衣姿の方々、縁日の屋台など様々楽しそうな姿を拝見することができました。夜になれば花火なんかも上がるんでしょうね。
それでさまざまな出店を拝見するわけです。
かき氷。りんご飴。ベビーカステラ。くじ引き。昔よく見てた懐かしいもの。
最近では、冷やしパインとか台湾氷とか牛串とか、昔は見かけなかった出店もたくさんあります。私は今住んでいるところが地元と違うので、その影響も多少ある可能性はありますが…。
くじ引き…
また少し嫌な思い出が蘇ってきましたが、自分を掘り起こして書いてみることにします。
まずは雑談から
大学から県外に出た私にとってカルチャーショックを受けたのは、大学生はギャンブルにどハマりしている人が多いということ。
生活環境的にも恵まれていたのか、私は家族や知人、年の離れた兄の友人なども含めてギャンブルをしている人はまったく見かけませんでした。
見かけたとしても、たしなむというかちゃんと分をわきまえてやっている人たちが多かったです。
小学生の時に、あまり話していたわけではない同級生が「昨日母さんがパチンコ行っててね!それで景品になんと!ドラクエ7をもらってきてくれたの!!」と言って大喜びしてるのを羨ましがった経験とか、そんなのがあるだけです。
(ちなみに当時ドラクエ7は大人気でどこのおもちゃ屋さんでも売り切れ。買いたいしお金もあるけど買えないという同級生が山ほどいる中でその子は手に入れていました。物事には穴場があると知ったのもその時の経験から。)
しかし大学内となるとどうでしょうか。
ひたすらハマり続けている人が多いです。
何万勝った、負けた。
電気が止まった。ガスが止まった。お金を貸してほしい。
そんな話が尽きません。聞きたくなくても講義待ちの休み時間に後ろの席の知らない学生が大声で話し始める。日常茶飯事です。
当時は気も弱く自信がない私は彼らにとって格好のカモだったようで、彼らはギャンブルに負けて金がなくなるとみんなで私の元に金の無心にやってきました。
貸しすぎて私の金がなくなってしまい、数日食わなかった日があった思い出もあります。今考えたらアホの極みですが、当時はそうしないと自分の居場所がなくなると思っていました。
そんな経験があれば嫌でもギャンブルなんて嫌いになります。周りがハマり続けるのを傍らに見ながら、私は何があってもやるまいと決意を固めていました。
絶対にやらない。そう思っていたのです。
※貸したお金はしっかりすべてお返しいただきました。
なんのことはない…
絶対にやらないと思う以前に、とっくに私はやっていたのです。
上記に書きました。
縁日のくじ引きです。
数少ない当たりくじを求めて…だったらまだよかったのですが、どう思い返してもなにか欲しいものがあってくじ引きをしていた記憶がありません。
思い返して恐ろしくなっているのは、私は「特に欲しいものがあるとかそんなモチベーションもなく、ただくじを引いて当たりを探す」というその行為に明け暮れていたのです。
立派なギャンブル中毒…いや、ギャン鬼です。
なぜそんな所業ができたのか。
自分のお金じゃなかったからです。
なぜそんな所業にハマったのか。
頭のおかしいサルだったのです。幼少期の私は。
一体いくら親のお金を溶かしたのか。。。
考えたくもない。
戻ってくるお金があるかもわからないままにただお金を投下する私の行為は、散々忌み嫌っていた彼ら以下の所業であったと恐ろしくなりました。
過去を顧みて今を変えるしかない
とはいえそれらの行為は私が小学生だった20年以上も前のことに遡ります。
今、どれだけ過去の失敗を振り返ったところで、反省したところでその時間が返ってくるはずもありません。
私に出来ることといえば、何事にも通じることではありますが、その過去の自分を、見たくもない自分を顧みてしっかり観察して今を変えること。これに他ならないかと思います。
ただ…言うは易し行うは難し。
今回このようにnoteにまとめてみたものの、書いている間はずっと吐き気を催しながら書いていました。
おそらくこれからの私はもっと深い深い自分に辿り着くことでしょう。それが自分にとって耐えがたいものである可能性も今後は高くなりそうですが…
皆さんにもありませんか?
自分の記憶の隅っこに閉じ込めている、思い出したくもない嫌な経験が…。
なんだか不思議な気持ちになり、とりあえず一回だけくじ引きを引いてみました。
景品は、ハズレにあたる何かもよくわからない人形でした。
もういっk…
やめておこう。
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