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激化する競争戦略

自分でnoteを書き始めてすごくよかったこと。

それは匿名で誰にも公表せず始めたのに、お陰様で認知も取れるようになって読んでいただける方がドンドン増えてきたことはもちろんなのですが。

それとは別に、競合になる方たちのことも考えて認知を取らなければ…と考えられるようになってきたことは私にとってすごく学びのある経験になっています。

これは自分自身が今後何かをする上でも絶対に必要だと思いますし、また自分の本業のお客様に対しても「経験したことがある上で発言する」ということは他の営業マンと比べて大きなアドバンテージになることだと思うからです。


そして同時に、以前はあまり気にしていなかった手法についてもかなり目が届くようになってきました。

「なるほど。こうやって自分たちを認知させようとしているのか…」と勉強になる方法は様々あります。

感度の高い方にとってはすでにご存知の情報もあるかもしれませんが、「見たことはあるけどそこまで考えたことはなかった!」と私のように思われる方もいらっしゃるかと思うので、いくつか私が経験したものをご紹介させていただこうかと思います。

インスタフォローor口コミ記載でサービス

これは結構王道のサービスではないかと思います。

よく飲食店に行くとこれが多いですね。特に市街地の最近出来たての若者に流行っていそうな飲食店や居酒屋に行くとよくテーブルにinstagramのQRコードと合わせてこういうお知らせが貼られている印象を受けます。

だいたいはドリンク一杯サービスとかなのですが、この前彼女と行った飲食店は「アプリに登録すると実際に食事の際にテーブルにあったスパイスを丸ごと一本プレゼント」というだいぶ太っ腹なサービスをされていて驚きました。

試供品サイズではなく、普通に市販されているような毎日使っても数ヶ月は持つようなサイズのものです。

ちなみにきっちり袋で梱包されており、開けてみるとふるさと納税での当該店舗商品を宣伝する内容の紙も同封されており、抜け目がないな…と感じるばかりでした。

コンサートを無料録画させる

先日彼女からお誘いを受けてクラシックのコンサートにお伺いしてきました。

平日の疲れがあり、うっかり途中寝入ってしまいましたが…まぁそれはいいのです(よくないけど)

それで大体そういうライブやコンサートといえばお馴染みなのが「アンコール」です。

アンコールがあるのは当然存じ上げているのですが、その前のMCで私はあまり耳慣れない言葉を聞くことになりました。

「私たちのアンコールは『お土産』と称しておりまして、ここからの演奏はすべて写真撮影・録音を解禁しております。撮影の際のシャッターや録画音などについても気にされなくて結構です。」

えっ、生演奏を録音!?

これには正直驚きました。特に映画上映では「映画泥棒」というコミカルなキャラクターとともに注意喚起がされるなど、生で行われるそういった内容を録音・録画するなんてご法度のはずです。

ですが、その後の言葉を聞いて納得しました。

「SNSでの拡散などもまったく構いません。ぜひたくさん拡散されてください」

こうして勝手にお客様がその方たちのコンサートを拡散してくれる仕組みになっているのです。

もちろん演奏者が自分たちのSNSアカウントでも発信はするのですが、それだとどうしてもそもそも自分たちを知っている人にしか伝えることができない。

ただ、自分たちの講演を見にきてくれた方が発信してくれれば、それを見た中から興味があって見に行きたいという人は増える可能性がある。

ちなみにそのコンサートはジブリ映画の音楽をテーマとしたコンサートだったため、よりそういった見にきた方の発信は効果的になる可能性が高いのではないかと感じました。

ちなみにコンサート中のMCでチラッとおっしゃっていましたが、「まだ発表できないものも含めて講演数が多すぎて把握しきれていない」という趣旨の発言をされておりました。

そんな方でもそうやって発信をし続けて新たなお客さんを獲得し続けなければならないのかと…

先日リリースされていたフランケン氏と猫山課長のコンテンツでも猫山課長が自身のメンバーシップについて語られていたり、あだち先生も先日はじめられた5分ラジオで同様の趣旨の発言をされていた記憶があり、ますますこういった動きは重要になってくるのではないかと感じました…

あとはこんなんもやっていた


ブラックサンダーを無料で配っていた

駅地下を歩いていたらブラックサンダーを配っていました。

ブラックサンダーはもともと安いから無料でお配りしてもダメージは少ない…とかいうことはなさそうですが、こちらも太っ腹なイベントではないでしょうか。

またいただいたブラックサンダーは丁寧に梱包されているだけではなく、こんなストーリーもおまけにつけてくれてます。

こんなエピソードが隠されていたらしい

こちらはきっと本当のことで恩人を探すという名分はあると思うのですが、加えてこんなエピソードを知ったら結構多くの人は明日の学校や会社で話したくなるのではないでしょうか?

「なぁなぁ、ブラックサンダーの話、知ってる?」と。
私も翌日会社や取引先でまんまと話しました笑

それくらいエピソードの力って大事だと思います。「ただブラックサンダーを食べたことがある九州の人」と「ブラックサンダーのエピソードを知っている九州の人」では手に取りやすさが各段に違うのではないでしょうか。

こうやって大々的にイベントをやるのは面白いな~と感じました。

すべてはコンテンツありき

まぁ色々考える上でこういう意見もあるのかなと思いました笑

私も色々出来る部分で試してみたりはしつつ、まず自分のコンテンツをしっかり出し切って商品の棚に陳列できる状態にするのが先決かなぁと…

その上でどうやって認知させるかを考えるか。まずは(皆様にとっては耳タコで恐縮ですが)100コンテンツ出し切ることです。頑張ってやり続けたいと思います。

とはいえそれをやる道中で見られる方は増えてほしいなと思いますので、出来る限りコンテンツを増やす努力はしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!

〜最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
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