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自分を開くこと

誰に会っても
本を読んでも
自分が開いていなければ
ほとんど入ってこない

悩んでいると
何人もの人が
やってみれば
動いてみれば
会ってみれば
と言ってくれる
けれど

わたしはずうっと
自分が開いていなかったから
思うように結果は出なかった

ずっと覚えていることがある
とあるカフェで
少年から青年になりかかった子が
オーナーに相談をしていた

オーナーは、長いこと話を聞いたあと、
「とにかく、いろんな人に会ってごらん。
会える機会を、紹介するから」
と、言った

彼は、紹介された場所へ行き
何かを受け取ることはできたのだろうか
悩みを乗り越え、変わっていけたのだろうか
今でもふと思う

どうしたら、自分を開けるのか
外に目をむけ
自分の中にまだないものを感じ
よくわからないけれど受け取って
すこしずつ、自分でも気づかないくらい
すこしずつ、変わっていけるのだろうか

今のわたしは、開いているなと感じるけれど
どうして開けたのかは、まだわからない
でも、一人で何にも誰にも触れずにいたら
変わることはない、ってことだけは知っている

結果なんてすぐ出ない
期待した人も何もくれない
話題の本もつまらない
それでも

わたしは人だから
そういうふうにできているから
できる範囲で
やってみて
動いてみて
会ってみて
そうするしかないんだろうな

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