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ICL手術して1年経つので振り返ります

2022年4月にICLやりまして、もうすぐ一年が経ちます。
手術を考えている人も多いと思うので、手術までの流れとか術後の経過とか、書いていこうと思います。
術前、術中についてはまた今度。

実際手術してよかった?

手術までの検査とかについても興味あると思いますが、まず一番に気になるのは手術してよかったかどうかですよね。
これは簡単、手術してよかったです

私は小学5年生から眼鏡かけてたのですが、起き抜けや寝る前ギリギリのぼやけた視界、眼鏡の破損、不慣れな場所でのコンタクト探し・外し、ドライアイ、なんだか今日は調子が悪くてコンタクトが入らない、とかとか、たくさんの不便がありました。

それらが全部なくなりました

起きたらすぐ時計が見れて、視界がクリアで、目は痛くなく、ラーメンは鮮明に見え、風呂場でビバノンノンです。温泉やサウナも怖くなくなりました。

手術後から慣れるまでを振り返る

手術が終わって手術室から出るところでもう視力の回復を感じました。
薬品で瞳孔が開いているので基本的にすべてがまぶしく遠近感もふんわりしていた気がします。
ゴーグルを外さないっていうのが少しハラハラしたくらい。

その日はタクシーで自宅に帰りソファーでとりあえずゆっくりしました。
絶対安静ということだったので動かないように心がけましたが、目と精神が疲れているだけで心の余裕があり、家に一人だったため鼻歌を歌ってみたら響いてすごく痛かった記憶があります。
ICL術後は歌ってはいけません。
不完全ではあれど既に世界がはっきり見えていたので鼻歌を歌いたいくらいにはテンション上がります。

できるだけ目に負担をかけないようにとのことだったので翌日からのパソコン業務は少し不安でした。
確かにずっとモニターを見ていることは辛かった(まぶしい)ので、一週間程度テレワークで自分のペースで休憩しながら仕事させてもらいました。
会社、上司、メンバーの理解はありがたかったです。

私は「ハロー・グレア現象」がすごく強かったように思います。
最初は「これか~」と冷静に受け入れましたが、夕方の日光や外灯の光がとても強く感じられてしんどかったです。
夜の外灯は意外と大丈夫っていうのも不思議。
映画で暗い画面から光が点滅する演出のシーンではギャッっとなりました。
映画が生きがいだったらちょっと厳しかったかも。

お医者さんにハロー・グレアどうにかならんかと相談をしましたが、慣れるしかないと言われ半年経過くらいの時は若干落ち込みましたが本当に慣れます。
きっとそもそも近視になっていく見えづらさとか、今後訪れるであろう老眼も最初は苦手に思いつつも慣れていくんでしょうね。

映画を頻繁にみる習慣がなかったことと、だんだんハロー・グレアへの対処方法がわかり日常生活では問題はありません。
対処法:ちょっと視点を変える、もしくは首を動かす

その他、私が術前心配していたことだと「乱視」です。
乱視はレンズ自体の価格も上がりますが、その人の乱視方向?に応じてレンズの角度まで重要になるらしいです。
私が情報収集していたときに、乱視レンズを入れたが術後に眼内でレンズが回転してしまって想定以下の視力で止まってしまった方がいらっしゃいました。レンズを入れなおしても同じ状況になってしまう可能性もあるそうです。

私は左目に軽い乱視が入っていて、ここは結構不安でしたが「この程度であれば大丈夫であろう」ということで乱視が入らないものをオススメいただきました。
手術前だと絶対わからないところですので、乱視がある方はここがネックになるんじゃないかなと思います。
レンズが回転してしまった方はそれでも術前より視力は回復していました。

視力がよくなったことでやれたこと

  • メイクが楽しくなった
    いままでの生活(眼鏡)だとメイクするとき裸眼になるので、全然自分の顔が見えなくて眉かくのもほんとしんどかったんですよね。コンタクトの時はメイク楽しかったんですが、普段のメイクは義務的にしてるだけでした。
    でも目が良くなったおかげで自分が描いた線や色がよく見えて、自分の顔が変わっていくのがよくわかって楽しいです。コロナ禍になりましたが化粧品いっぱい買いました。
    同様に、顔に蒸気当てる美顔器がいまとてもほしいなと考えています。あれ使ってる人って顔に蒸気あてながらスマホいじったりいろいろながら作業しているイメージなんですが、目が悪かったら何もできないじゃないですか。ずっと憧れてたんですよね~(実際使うかは怪しい)

  • 湯気のあるものが食べれる
    美顔器に重複しますし、まあ、いままでも食べれないってわけじゃなかったですけど、やっぱお約束の「眼鏡が曇って前が見えない」ってわかっててもむかつくじゃないですか。私はやはりあついあついはふはふしながらラーメンをすすりたかった。

  • 起きてすぐ視覚で情報が取得できる
    やっぱこれだね~ 毎朝起きるたびに感動です。逆に、いつでも寝落ちできるってのもいいですね。

  • 目薬をささなくなった
    これいまいち理屈がわからないのですが、コンタクトだけでなく眼鏡の時も結構目薬さす派でしたが、全然しなくなりました。(ゴミ入ったかも?なときくらい)

とりあえずこんな感じでいったん締めます。
私がたまたまよかっただけかもしれませんが、実際不便していないのでICL検討されている方の参考になれば幸いです。
術前、術中についてはまた改めて書きます。


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