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研究者もメディアでのプレゼンスを高めることは大事かも?という話

研究者がメディアで有名になる必要はないが、メディアで有名な人が間違ったメッセージを出しているときに太刀打ちできない。

統計学やデータ分析が広まったことは素晴らしいことだが、非専門家がデータを使って「っぽいこと」が割と簡単にできるようになった。しかし、正しい方法論や解釈の仕方を知らないと、「っぽい」データ分析で(意図せずに)間違ったメッセージを伝えてしまうことがある。

大きな声を持った人が間違ったことを広めすぎないように、専門家・研究者も(ソーシャル)メディアでのプレゼンスを高める必要があるかも、と思う。

また単純にアウトリーチの観点からも、マスにアプローチできれば最高ですよね。

メディアプレゼンスを高めるにはどんなのがあるだろう?

1. 個人でメディアプレゼンスを高める

一番シンプルだけど、一番難しい方法。個人の力なので、他の専門家への適用も難しい。

2. 一般の方が見るメディアに手伝ってもらう

これは今でも結構行われている方法だが、もっと活発化して欲しい。

専門家は分析手法やデータの限界も把握しているので、分かってること以上のことは言えず、一般の人にとって専門家の言葉は少しぼやけた印象になるかもしれない。一方、非専門家は、(必ずしも正しくはないが)シャープなことを言いやすかったりして、ウケがいい。メディアの編集者の方にそこら辺のギャップをうまく調整してもらえるとかなり助かると思う。漫画家と編集者のように、研究者にも編集者・記者の方がついて二人三脚、のようになってもいいかもしれない。

3. メディアプレゼンスの高い人に橋渡ししてもらう

一番手っ取り早い方法。
僕が少子化問題についてブログかTwitterか何かで語るよりも、ヒカキンが語った方がインパクトは大きい。相手にもメリットがないとダメなので、そこら辺を考えれば意外といけるかも。

もし、メディアの方で「少子化問題」に興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけると嬉しいです!

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